くだんの松涛温泉の女性社長について、

社長になる前から知り合いだ、という人に

昨日会った。


ペット関連の編集プロダクションでアシスタントをしていたのち、

ご自身でサロンや岩盤浴を経営し、

失敗したところに、

なにかの縁でユニマットの社長に見初められ、

「役員」になったはずが、

いろいろないきさつで社長になったというような話だった。


そのままうまくいけば、

シンデレラか、

プリティーウーマンか、

というサクセス・ストーリーなのだが、

死者を出す事故を起こしてしまっては

もとも粉もない。

お気の毒である。


そして、もうひとり、話題の女性社長といえば、

日本ライスの石座真佐美社長。


「国産ブランド米」と称して、

古米やくず米をブレンドして販売したという

詐欺の容疑で逮捕されている。


どちらも、世間の噂では、ブランドものを身につけ、

贅沢三昧な暮らしぶりだったというが、

虚栄心とは

なんともむなしく、悲しいものか。


アメリカでは、

大富豪であるヒルトン家のやんちゃ娘、

パリス・ヒルトンが、

酔っ払い運転かなにかで刑務所に入り、

ゴネて(コネで?)わずか数日で出所したが、

結局のところ、また、刑務所に戻され、

大騒ぎしたとか、しないとかいうニュースがあったけれど、

これもまた、

「お金と知名度があれば、なんでも許せる」という傲慢ぶり。

マナーやエチケット、ルール、

そして法律を守ってこそのセレブでいてほしいもの。


か弱い(?)女性が大金を手にするためには、

親や夫の資産か、愛人になるか、

なんていうのは、

ひと昔前のおとぎ話でしかないわけではないのかもしれないなあ。


そうでない社長も(女性に限らず)たくさんいるんですよ。


まじめにコツコツやっている人は、

男女ともに、

あぶく銭など(めったに)ないし、

ムダな買い物なども、

虚栄のためのブランドものも、

必要ない暮らしをしています。

念のため。


虚栄心など