NHKでは最近、なんとも暗い日本をクローズアップする特集を意識的に報道しているようである。
今晩は、北九州市で生活保護が受けられずに亡くなった老人の話。
生活保護は「国で定める最低生活費を下回る場合に、足りない部分について保障する」制度。
病気になって、仕事ができなくなり、収入もなくなり、どうしようもなくなった最後の最後の生きるための行政サービスが生活保護。
ところが、北九州市では申請を受け付けなかったために、
この老人は衰弱と餓死?で亡くなったのだとか。
今後、老人になって、生活費が自分で稼ぐことができなくなって、
家族(息子や娘)の支援もなかったら、
現代版姥捨て山状態ということか・・・
行政もひどいと思うけれど、
この老人の2人の息子は何をしていたのだろう?
2人の息子もまた、
生活に苦労していたのだろうか?
それにしても、
もし、
近所に、
仕事もできず、食べるものもない人がいたら、
助けてあげる術はないのだろうか。
たとえば、
それが老人ではなくて、のら猫であれば、
きっと近所の猫好きの人がごはんを与えてやるに違いない。
猫と人は違うけれど、
弱っている老人がひとりで暮らしていたら、
なんとか手助けしてあげられないだろうか。