いまさらながら「ニート」って、聞くに聞けない人のために書いておくが、NEETとは、「学歴も教育もなされないで、働かない人」(Not in Employment,Education or Training)のこと。だから、大学を出て家にいる人は、正確にはニートではなくて「パラサイト」というべきだと思う。

 

それはさておき。

ニートがなぜいけないか?

やりたい仕事が見つからなくて、生活にも困らなければ、働かなくてもいい。

たとえば、世界の大富豪のなかには、生まれたときから働いたことがない一族だっているはずである。

大富豪のようにリッチでなくても、食べて、寝ていけるのであれば、精神的には充分リッチなのだから、働かなくてもよいとわりきればいい。

「若者が働かなくなると、年をとってから困る」なんて心配しなくても大丈夫。

どうせいまの若者たちはファーストフードとかジャンクフードを食べているので長生きしないだろうから。

 

でも、それでもニートな人たちに言いたいことがあるとしたら、

「今日は2度と来ない」ということ。

「やりたいことが見つかるまで云々」と言っているうちに、どんどん年齢だけが増えていく。

 

と、どうなるか。

年齢が増えたところでやる気さえあればなんでもできる、はずなのだけれど、

「体力が衰える」んです!!!

 

なので、どうせ体力が衰えるのであれば、20代のうちに動いておいたほうがいいよ、と言っておきたい。

 

私は、20代は海外取材にばんばん行ったけれど、最初のころは超ド貧乏な旅行も体験した。バックパックでアメリカ20州を取材してまわるなんていうのは、20代だからできたことだし、インディアナ州の山奥の野外フェスティバルに行ったり、コロラドの牧場で熱気球に乗ったり、アリゾナ砂漠をヒッチハイクしたり・・・

そんなことは20代だから楽しかったし、怖いと思わずにできた。

 

20代はどんなバカバカしいことでもカラダを駆使すべし、というのが私の持論。

30代はさらにめちゃくちゃに磨きをかけていって、

40代になったらクールダウン。

50代になったら「自分の魅力」で落ち着いた仕事をする。

だいたいそんな設計が理想。

 

私もどちらかといえばニートくずれだった。

学歴はないし、トレーニングもしたことがない。(現場主義だけど)

ぷらぷらと遊んでいるうちに、やむなく仕事を始めたけれど、仕事なんだか遊びなんだかわからないような仕事をすることができた。

 

つまり。

ニートこそアントレプレナー向き、かも。

人の下で働きたくなければ、自分が社長になればいいし、

通勤がイヤなら家をオフィスにすればいい。

とりあえず、名刺の1枚もつくれば、なんとなく専門家っぽくなるので、ホームページでも創っておけばなにか依頼がくるかもしれないし、オンラインショッピングやアフィリエイトで小遣い稼ぎをするというのもよいかもしれない。

 

まあ、そんな程度のことからはじめてみるのもよいのではないかと思う。

 

★サイトが重くて更新できないし、原稿の行間が思ったように設定できなくてイライラしっぱなし。いったいどうしたらいいんでしょうねえ。がんばってくれよ、アメブロ! この際、レイアウトは諦めました。読みにくくてごめんなさい。