今週、とある若い起業家と話していたとき
のことです。
「私の友人の起業家が○○○という
スマホサービスを運営しているのですが、」
「あー、知ってるよ」
と私が応えると、
「ええ。こないだ藤田さんがログインしてきた
って言ってました」
「え?そんなの見てるの?ちょっと見ただけだよ」
「それで、見つけて即ブロックしたって
言ってました」
「(・_・;)」
私と話していた若い起業家は、
そんな細かいサービスまで藤田さん自身が
使ってるのは偉いですね、
という意味で話してくれたのですが、
私はそのサービスを運営している
起業家に感心しました。
実はそのサービスと競合にもあたる
事業を当社内でも展開しています。
でもその起業家のサービスを使ってみた
のは、決して真似しようと考えた訳では
ありません。
自分たちのサービスをリリースするにあたり、
世の中に他にどのようなサービスが
存在するのか知りたかったのです。
何度も言っていることですが、私は
ネットビジネスは最高か最速しかない
と
考えているので、世の中の他のサービスの
レベルを知っておく必要があるからです。
それではなぜそのサービスを運営する
起業家に感心したかというと、
何より、日々多数入ってくるユーザーの
ログを見ていたことがすごい。
そして、その中から競合の社長を見つけて
即ブロックするという、ネットサービスは
そんな執着した人間がいるかどうかが、
決定的な違いになるからです。
大企業が起業家の小さいベンチャーに
負けるのはそんな時だと思います。
我々のサービスは随所に覇気が感じられ、
気持ちの入った運用で、
社員が強い当事者意識を持っていると
自負しています。
でも、この起業家はその上を行っている
可能性があります。
我々も負けないように頑張ろうと思いました。