昨日、新規事業に抜擢する人材の選び方を相談され、
「直接会って、目を見て決めろ」
とアドバイスしました。
あくまで若い人を抜擢する時ですが、
「こういう事業を考えてるんだけど・・」
と話をもちかけた時、ろくに内容も聞かずに
「やります」
と言っている人は成功する確率が高い。
目をギラつかせ、「ずっとこの日を待っていた」、
そんな表情を見せる人です。
若手抜擢例も増え、1円起業などで、世の中的にも
社長業そのものがインフレしている節があるけど、
起業するということには、相当なハングリー精神が
必要不可欠です。
様々な困難、無理、矛盾、理不尽、経験不足を乗り越え、
それでもなんとかしてくれるか、
覚悟を決める用意ができているかどうかは、
最初の一言に出てきます。
若くて経験もないのに迷っていたり、自分のリスクを
確認したりしていると、
(今は任せる時ではない)と判断しています。
もちろん人間なので、日々状態は変化するので
また時期を見て声をかけるということはあります。
最初は色々悩んだり、慎重に考えるけど、
決めたらやり抜くんです。
という性格の人も、もちろん多いと思います。
でも抜擢する側から見れば、その性格を任せる前に
見抜くのはとても難しいのです。
もちろん年齢を重ね、十分な経験を積んだベテランは、
(うちの会社にはほとんどいないけど)
大きな決断なので、
時間をかけて検討して良いと思います。