年末から読み始めた漫画『三国志』。
ついに45巻まで読み進めました。(全60巻)
子供のころ小説で読んだけど、すっかり忘れていて
改めて読むと、相当面白い。
おかげで頭の中がすっかり三国志になってまして、
正月明けの会議で何かと引き合いに出してます。
「うむ・・我が兵2000名を要する新規事業じゃ」
と社員を兵隊呼ばわりしてみたり、(失礼)
「この将軍(子会社の社長)に諸葛亮孔明のような
戦略家をつけぃ」
と言ってみたり、すっかり国王気分で振舞っていると、
「社長、そんな人材社内にいないですよ・・」
と諌められた。
それにしても孔明が軍師に就いて、戦略を担当し始めてから
というもの将軍劉備玄徳はうんと戦が強くなっている。
関羽と張羽のような豪傑武将だけでは戦略が優れた相手には
勝てないということです。
会社組織も同じで、やはり戦略家の存在は不可欠。
現場の社員の立場からしてみると、戦略なく気合だけで
戦場に送り込まれるのは抗いようのない気の毒といえます。
それにしても孔明のような人材はどう育てれば良いのだろう・・
そこを見抜くのが難しい。
何かと参考になる三国志、
一貫して国や軍隊など組織の上層部の立場で描かれているので、
マネジメントに関わる方が改めて読むのにお勧めです。
また、現場の社員をやっているうちに、目線が下がってきた
人にもお勧めです。現代に照らし合わせながら読むと必ず
目線があがってくると思います。
ただし全60巻、莫大な時間を浪費します。
壮烈な「赤壁の戦い」を描いた大ヒット映画「レッド・クリフ」を
観たくなりました。
まだ映画館でやってるのかな?