今月からいよいよ営業に配属された新人が、営業活動を開始した。
最近はすっかり数が減ってしまったけど、以前は私もよく営業同行で
お客様の会社を訪問していた。
インターネットビジネスやマーケティングに関心の高い当社の顧客は、
たとえ当社の営業マンが若造であっても、最新の情報を聞き出そうと、
謙虚に話を聞いてくださることが多い。
我々が期待されているのは、インターネットにおける専門知識や情報。
そして、それらを駆使した新しいものを産み出す知恵だ。
自分たちの強みは何かをはっきりさせなければならない。
前例の無い新しいものから逃げてはいけない。
前例がないだけに、顧客とも真剣な議論になることが多い。
たまに、お客様が真摯に聞いていることをいいことに、
「御社の業界はどうのこうのなので、こうするべきです」
そんな風に自分たちの専門でなく、お客様企業がさんざん
経験ある往来分野に対して、アドバイスしまう営業マンに何度か
同席したことがある。
そんなときは隣で聞いていて、顔が真っ赤になる。
そんな状態を、おちさんがブログで的確に言い表していた 。
要は、相手に対するリスペクトが足りないのだ。
放送作家の方は、本質的なことを判り易く言い表すのが
うまいと思う。
おちさんの新刊、初対面の教科書も読んだけど、
さすがと思わされることの連続だった。
- 著者: 「おちまさとプロデュース初対面の教科書」をつくる会
- タイトル: 初対面の教科書