ポイントすすむ君攻略法。 | 【SHIBUYA-TIGER】
現在のポイントすすむ君が佳境を迎えてきていることに加え、新卒プロデューサーもいよいよポイントすすむ君を来月に控えていることもあって、最近僕のところに、

ポイントすすむ君 の攻略法を教えてほしい。」

という依頼や問い合わせが多くなってきました。

攻略法と呼べるほどのテクニカルなものははっきり言って無いのですが、おおむね、下記のようなポイントが大事なのではないかと思っています。


①事業の注力ポイントを見極める

ポイントすすむ君はアメーバ全サービスの改善案や新規機能を提案する場です。
事業の想定成果と対比してポイントは付与されることが多いので、事業として注力したほうがいいポイントや、成果につながりやすいサービスを見極めてそこに提案を当てていくのが、まずは定石です。
もちろん、その見立ては社長への提案で、「やらなくてよい。(そこはパワーをかけなくていい)」として、もろくも崩れ去ることが多々ありますが、そういった事業の注力ポイントを社長がどのように考えているかを身をもって理解することができます。


②何が事業課題なのかを考える

事業として注力したほうがいいこと(①)をある程度絞った上で、何が事業課題なのか?たとえば、新規の会員獲得に課題があるのか?継続率に課題があるのか?CMなどの投資チャンスをより有効に生かすにはどうしたらいいのか?など、事業やサービスとしてどこに課題やチャンスがあるのかを捉え、それが施策によりどう解決・促進されるのか?が明瞭であれば明瞭であるほどポイントもとりやすいし、実装もしやすいです。逆に課題が不明瞭な発案は、社長はもちろん、実装者(プロデューサーやクリエイターなど)を説得しづらいです。


③実装してなんぼ

単なる発想コンテストではないということを理解したほうがいいです。
発想だけでなく、それが実装されなければ事業として何の意味もないということが、このポイントシステムには強く反映されていて、実際、歴代の優勝者は実装力の強い人が多いように思います。僕も、実装点を除いた提案点だけの合計ではむしろ他のメンバーに負けていたように思います。
どうやったら実装できるのか?実装に向けて、発案内容にアラやボトルネックはないか?などをしっかり踏まえて、実装イメージを限りなく現実化しておくことが大事です。
②の課題と③の実装性をセットで考えることで、最小の工数・スケジュールで効果を出すためには何を優先すべきか?という、優先順位判断力も身につきます。


④いろんな人に聞く、巻き込む

個人の発案力が試されているのではなく、巻き込んで実行する力こそが試されます。誰かにアドバイスをもらったり、ブラッシュアップしてもらったり、もちろん実装者とすりあわせをするということで提案の精度は限りなく高まります。すでに動いている施策や、実装が不可能なものなどはすべて提案事前に振るい落とすことができます。
プロデューサーや事業責任者としていかに人を巻き込んで最良のものを仕上げるか?という、連携力・チームワーク力が試されます。
通常の業務内ではどうしても他の人の領域には踏み込んで話をしづらい部分はあるものですが、この機会を生かして横断的に様々な人と接触を持ち、横断的に人やサービスを把握するこの上ないチャンスでもあります。


と、偉そうに書きましたが、もう少し偉そうにいうなれば、

そもそも、ポイントすすむ君は、社長をいかに説得するか?というゲームという勘違いを起こしやすいですが、実はプロデューサー・事業責任者として重要な課題認識力・発案力・判断力や説得力、巻き込み力を鍛えて、まわりを動かして実行(実装)し、事業成果を出せば、うまくそれがポイントとして評価される仕組みになっていると思います。そのあたりを踏まえた上で、表層的な点取りテクニックを探そうとしないようにしたほうが、絶対よいと思います。



>新卒プロデューサーのみなさん

もちろん上記を踏まえて、より精度の高い提案をするためにはどうしたらいいか?など、自分が応じれる部分はどんどん相談にも乗らせていただきます。
もうあと2週間くらいで新卒版もはじまりますが、がんばってくださいね!