新幹線に乗る前に
何となく買った本のうちの一冊

怒らないこと―役立つ初期仏教法話〈1〉 (サンガ新書)/アルボムッレ スマナサーラ
¥735
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最近特に仕事上で怒りたくないと思っても
つい怒ってしまう結果になることがある

企画会議で私が怒った風になってしまうと
ユーザー目線ではなく
自然と私の中に答えを求めてしまうようになる

それでもまだ企画担当者の一人称目線よりは
少しは客観的だけれど
ユーザー目線からは程遠い

この本の最初に書かれていた
「怒りたくない、という人は嘘をついてる
本当は怒りたくて仕方が無いのだ」

という文を読んで
確かにそうだとハラオチした

なぜなら私もできることなら
怒りたくないと思っているから


怒るほど大事なことなんだ!と
伝えているケースが多い

怒るのも仕方ないんだと自分に言い聞かせる


怒るということで
真剣さが伝わるというメリットは確かにある

スキルを補う情熱という見方もできる

しかし
デメリットの方が多いと感じる


それが自分の精神衛生上よくないのは勿論のこと
最終的なパフォーマンスも違うと思う

私の先ほどの例でいえば
怒ることで本当に手に入れたいのは
ユーザーを向いて考えてもらうこと
でも結果は私を向く


怒らなくても
叱ったり、指摘するのが大事なことはいうまでも無い


この本は
お釈迦様の話がメインで
例えで
どろぼうに殺されそうになっても怒らない
と言うようなことも書かれ
現実世界ではどう適用するんだーーー
という内容もあるけれど


怒りたくないなあ
と思っている人は読んでも損は無いと思う


毎朝幼稚園の送り出しで
子供たちと格闘している奥さんを見ていても
大変そうなので勧めてみようと思う(笑)