●タカ  鷹
★高    歴史民俗用語辞典  http://p.tl/0hg6
読み方:タカ
土地の生産高の表示単位。

★鷹    動物名辞典  http://p.tl/PGH9
読み方:タカ
タカ科に属する鳥のうち、中形から小形のものの総称

★鷹    季語・季題辞典  http://p.tl/-CRe
読み方:タカ
ワシタカ目の鳥のうち、小型~中型のもの
季節 冬
分類 動物

★鷹    近代文学作品名辞典
読み方:タカ
作者 石川淳
初出 昭和28年
ジャンル 小説
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・鷹
読み方:タカ
作者 大岡昇平
初出 昭和26年
ジャンル 小説
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・鷹
読み方:タカ
作者 松本たかし
初出 昭和13年
ジャンル 句集

★鷹(たか) http://p.tl/M96L
タカ目タカ科に属する鳥のうち比較的小さ目のものを指す通称である。 オオタカ、ハイタカ、クマタカなどの種がいる。
タカ科に分類される種にて比較的大きいものをワシ(鷲,Eagle)、小さめのものをタカ(鷹, Hawk)と呼び分けているが、明確な区別ではなく慣習に従って呼び分けているに過ぎない。
また大きさからも明確に分けられているわけでもない。
例えばクマタカはタカ科の中でも大型の種であり大きさからはワシ類といえるし、カンムリワシは大きさはノスリ程度であるからタカ類といってもおかしくない。

★鷹狩(たかがり) http://p.tl/MpFn   http://p.tl/1V4f
鷹などの鳥を使った狩猟の一種。タカ科のオオタカ、ハイタカ、及びハヤブサ科のハヤブサ等を訓練し、鳥類やウサギなどの小動物を捕らえさせ、餌とすりかえる。
あるじの元に運んでくるというのは俗信である。
こうして鷹を扱う人間は、鷹匠(たかじょう)と呼ばれる
。古語においては鳥狩/鷹田(とがり)、放鷹、鷹野などとも称する。
また、鷹を訓練する場所を鷹場(たかば)と称される。

★狩猟(しゅりょう) http://p.tl/PHck
野生動物、特に鳥類・哺乳類を捕獲する人間の行為のことである。ハンティング (Hunting)ともいう。
漁労や採集活動と並んで、人間社会の最初期から存在する生業とされている。

★鷹場  http://p.tl/4nJw
... 鷹匠(たかじょう)らが鷹を訓練する鷹場をいい、鷹匠頭の支配下にあった。鷹場に指定されると、その村々は鷹場法度(はっと)の下に置かれて、鳥見や鷹匠頭配下の野廻りによるきびしい支配を受け ...
★地下足袋  http://p.tl/IVZZ
甲布は紺木綿、盲縞(めくらじま)で、底に加硫ゴムをつけた足袋。地面にじかに履くので直足袋(じかたび)、跣足袋(はだしたび)ともいう。農村、鉱山、土建など労働作業用の履き物である。... これは足袋底を太糸で刺して補強したもので、鷹匠(たかしょう)足袋ともいわれ、鳥刺し(江戸幕府の鷹の餌(え)を納める者)、旅装用として用いられた。明治の初めごろから、雲斎(うんさい)底(雲斎織を使用) ...
★シャクシャインの戦い  http://p.tl/Ob96
1669年(寛文9)、東蝦夷地(ひがしえぞち)シブチャリ(北海道新ひだか町)に拠点をもつアイヌの首長シャクシャインが起こした蜂起(ほうき)。... この蜂起は東西蝦夷地の各地に波及し、鷹待(たかまち)(鷹匠)や商船の船頭など日本人390人余(『津軽一統志(つがるいっとうし)』)が殺された。松前(まつまえ)藩への攻撃も企てたが ...
★采配(さいはい) http://p.tl/t-S8
軍勢の進退を指揮するため、大将以下将帥の持った用具。30センチメートル程度の柄(え)の先に、幅1.2センチメートルほどに細長く裂いた白紙や、白熊(はぐま)の毛などを束ねて取り付けたもの。... その始源は、鷹狩(たかがり)の鷹匠、射術の検見(けみ)役などが合図に振る「麾(ざい)」や、禅僧の威儀具の「払子(ほっす)」などに由来するものとされる。 ...
★大津絵  http://p.tl/OlHX
江戸時代、近江(おうみ)国(滋賀県)大津の追分、三井寺の周辺で売られていた素朴な民芸的絵画。... のちには藤娘(ふじむすめ)、鬼の念仏、瓢箪鯰(ひょうたんなまず)、鷹匠(たかじょう)、奴(やっこ)など戯画的、風俗的な主題が一般的となり、手法も肉筆から版画へと移っていく。 ...

★雨具  http://p.tl/FsTP
雨や雪の際に用いる衣類や道具類の総称。雨着類、雨傘(笠(かさ))類、雨靴類の3種に大別できる。日本では古くから蓑(みの)を雨具として用いていたが、これは『信貴山縁起(しぎさんえんぎ)』をはじめ、いろいろの絵巻物からも知ることができる。蓑のことを「けら」とよんでいたのは、昆虫のケラにその形態が似ていたことによる。... また衿(えり)の形にも変化があり、餌差(えさ)し(鳥刺し)の着るものを鷹匠(たかしょう)合羽といい、その衿は今日の道行衿(みちゆきえり)の源となった。  幕末に開港してから欧米文化がもたらされて ...
★合羽
雨具と防寒具を兼ねた服飾品。合羽はポルトガル語のcpaから出たことばで、「合羽」は当て字である。... 合羽の襟を角襟として、丈の短いものが、鷹匠(たかしょう)や餌差(えさ)しなどの人たちの間で用いられ、これが歌舞伎(かぶき)の『忠臣蔵』の勘平の扮装(ふんそう)に取り入れられ ...
★道行コート(みちゆきこーと)
和服用女物コートの一種、単に道行ともいう。防寒用として戸外で着用する。普通は半コートをさす。南蛮人渡来は、服飾上に影響があり、丸合羽(かっぱ)から日本風の着物にあう袖(そで)合羽が考え出され、さらに分化して座敷合羽といわれる被布ができた。この衿(えり)は外折りであるが、さらに鷹匠(たかしょう)合羽とよばれた角衿(かくえり)のものが生まれ、これを道行といい、その形態が今日に至っている。 ...

★鳥刺し(とりさし) http://p.tl/BC3s
鷹狩(たかがり)用の鷹の餌(え)となるスズメ、ハトなどの餌鳥(えとり)をとる小者。餌差(えさ)しともいう。江戸幕府では御鷹匠に所属、御鳥見の下で隠密を兼ねたこともあるといわれ、江戸・小石川などの拝領地に住んだ。頭巾(ずきん)に半纏股引(はんてんももひき)姿で、腰に小鳥を入れる籠(かご) ...

★埴輪(はにわ) http://p.tl/sW7C
... 酒杯を捧(ささ)げ持つ女子、踊る女子などの祭宴集団、鷹匠(たかしょう)・鵜(う)匠・猪飼(ししかい)・馬飼・農夫などの職業集団、太鼓(たいこ)打ち・鼓(つづみ)打ち・琴弾(ことひ)き ...

★猟師(りょうし) http://p.tl/W8xs
狩猟を職業とするもの。狩人(かりゅうど)ともいった。とった鳥や獣の肉や羽・毛・皮・革・角などをそれぞれの小売店・問屋に販売した。10世紀にはこうした獲物が一般に需要されてきた。鳥ではタカ、カモ、キジ、獣ではシカ、イノシシ、クマ、カモシカなどがおもな獲物であった。... 活動範囲は制約されてきており、いわゆるハンターと猟師との区別がつけにくい情況になってきている。しかし、今日の職業分類でもなお、網猟師、銃猟師、鷹匠(たかじょう)などがあげられている。 ...

★最後の鷹匠  http://p.tl/MUFO
出羽山地に囲まれた秋田県雄勝郡羽後町上仙道桧山。
 ここで多くの鷹匠が生まれ育った。その数45人。自給自足の農業を営みながら、伝統の鷹狩りを守り続けた最後の鷹匠が武田宇市郎さん(平成4年死去、77歳)である。雪深い秋田の奥地、その厳しい自然の中で生きてきた鷹匠の人生は、人間の心を打つ何かがある。