子犬が生まれました | 柴犬のすゝめ 福の蔵

柴犬のすゝめ 福の蔵

柴犬3頭、猫10匹と暮らすトリマー&首輪作家です。
そして、和散歩会の主催をしています。

10月25日に引越したのですが、
仕事から帰って荷造りしたり、
移動できるものは少しずつ運んだりとバタバタでしたので、
10月に入ってから柴ズは店に置いて帰っておりました。

ちょうど智慧がヒート中でしたが、夜間もフリーで過ごさせてました。

そうしましたら

昨日の朝に3匹の子犬が生まれました。

ワタシは中医学を学んでいますので、
命の源である【腎】を弱らせることは極力避けたい。

中医学の先生から、避妊や去勢を冬にするのは絶対にやめたほうがいい。
するなら陽気がガッっと上がってくる時期。と、アドバイスいただいていたので、3月に避妊の予約を入れていたのですが、術前検査の3日前にヒートが来たので、避妊を見送ったのです。

出産を重ねるたびに、生命エネルギーである【腎精】が低下していきます。
それと同じく、オスが交配を重ねるとやはり【腎精】が低下していくので、
中医学的な観点からすると、
智慧にとっても識くんにとっても、交配や出産をさせるのは避けたほうが良い。

そんな心配もあるけれど、
4歳を迎える智慧にとって、出産は最後のチャンスになるし、、、
と、どうしたいのか答えを出せずにいました。

智慧は甘ちゃんなので、識くんが乗ろうとすると激しく拒否るし、
激しく拒否られたら、優しさの塊のような識くんは無理強いしないので、
介入せずに放っておくことにしました。

出産することも、しないことも
そのどっちも選べなかったので、、、。

智慧のカラダにはずっと何の変化も現れず、
今月3日に香龍さんが智慧を見たときも【入ってなさそう〜】と言われたほど【コレ】といった特徴が見当たらなかったのですが、
中旬以降から急にお腹が張ってきたので病院に行きましたら
3つの頭が確認されました。

識くんと、智慧ちゃんの
腎精をもらって生まれてきた子犬たち

識くんと智慧ちゃんのカラダの立て直しのために最大限のケアをしていきます!!

子犬たちは情緒の安定した立派な家庭犬に育てあげてから送り出します。

ワタシは小さいうちに母犬と引き離してショーケースに並べる日本のペット業界の在り方が大嫌いです。

生後56日以下の子犬の販売は禁止されましたが、
子犬の社会化期は生後1ヶ月から4ヶ月までと言われています。

貴重なこの期間、たっぷりと
親きょうだいと過ごさせると情緒も安定するし、免疫も上がります。

生後4ヶ月になったら、四肢も耳もビヨーンって伸びるものだから
1番のブサイク期に突入するけれど、可愛い時期を過ぎた子犬はいらないなどと考えるヒトは、ワタシの中では論外です。

生後4ヶ月までヤンチャ盛りの3匹を育てるのはそりゃあ大変ですが、
自分の信念は曲げません。

国際中医師の試験を終わらせてて良かったです笑い泣き