食べ方を変えると体が変わる④ | 余命1か月から生還した医師が教えるセルフヘルスケア

余命1か月から生還した医師が教えるセルフヘルスケア

38歳の誕生日を1ヵ月後に控えた日、余命1ヶ月と告げられました.5ヶ月後、腫瘍は姿を消しました。生を与えられたのは克服法を多くの人に伝える使命を与えられたからだと感じ、ご紹介していくことにしました。

食べ方を変えると体が変わる④

 

前回はこちら→

食べ方を変えると体が変わる③

 

食べ物のとりかたも重要です。

まずは食事に対して感謝の気持ちを持つことです。

 

感謝とは、

 

大地からの恵みをいただくことへの感謝、

生き物をいただくことへの感謝、

元気に食べられることへの感謝、

食べることができる平和への感謝、

食べることができる豊かさへの感謝、

調理をしてくれた人への感謝、

食材が手元に届くまでに携わった

生産者・運送業・店舗の方々への感謝などです。

 

同じものを食べるのでも、感謝の気持ちを

持って食べることで、生体機能が亢進し、

消化吸収が促されます。結果、効率よく

食物の栄養やエネルギー(気)が体に

利用されます。

 

 

食物の消化吸収を促すために食前に

することがもうひとつあります。

 

それは食前に

ぬるめの水をコップに1杯飲む

ことです。

そうすることで腸をウォーミングアップ

させることになります。

 

つづいて食事の前に酵素を

多く含むフルーツを食べます。

 

 

フルーツを食前に食べることに抵抗が

あるとは思います。

しかし消化吸収を考えるとフルーツは

食前が一番です。

 

フルーツには多くの酵素が含まれています。

はじめに酵素を胃腸に送ってあげることで

その後の食物の消化吸収が促されます。

 

ただしフルーツには果糖が多く含まれて

いるので、摂りすぎには注意が必要です。

果糖は血糖値の上昇は急激ではないので、

砂糖ほど悪さはしませんが、

過剰に摂取しますと害を及ぼします。

 

半個ほどが適量と思われます。

皮は食べる直前に剥くようにしてください。

皮を剥いた直後から酸化がはじまり、

酵素が減っていきます。

 

その後やはり酵素の多く

含まれたサラダを食べます

 

それからおかずに手をつけて下さい。

 

おかずには発酵食品を一品加えて

ください。

発酵食品とは納豆ぬか漬け、

キムチ、麹、味噌などです。

 

発酵食品は腸内の環境を整えて

くれます。

 

 

おかずには腸の通りをよくする

食物繊維も加えてください。

食物繊維というとゴボウなどの

野菜が頭に浮かぶと思います。

 

ゴボウなどの根菜や穀物は

水に溶けにくい食物繊維で

不溶性食物繊維と呼ばれます。

 

これに対して水に溶けやすい

食物繊維を水溶性食物繊維

呼びます。

 

水溶性食物繊維を多く含む食品は

海藻類、オクラ、アボガド、里芋、

納豆などネバリのある食品です。

 

水溶性食物繊維は腸内細菌の

善玉菌の働きを良くする作用も

あります。

 

食物繊維は目安として

不溶性:水溶性を2:1

の割合でとるようにしてください。

 

 

炭水化物(ご飯や麺類)は

最後に少量だけ食べるように

してください。

 

人類は長い間、炭水化物をめったに

食べられない環境で進化してきました。

 

農耕をはじめて炭水化物を安定して

摂取するようになったのは長い人類の

歴史のなかではごく最近のことです。

 

炭水化物の過剰摂取が様々な病気の

原因になっています。

 

糖尿病はもちろんのこと最近では

アルツハイマー病やガンの原因である

可能性も示唆されております。

 

ケイシー療法でも炭水化物は少量にと

言われております。

 

脳が必要としている栄養素はブドウ糖のみと

考えられていましたが、

最近の研究で実際は脂肪酸が代謝されて

生成されるケトン体も利用できることが

分かりました。

 

現代の食生活では炭水化物や糖質を

摂取しすぎ、さらに低脂肪食が推奨されて

いるため、脂肪酸が不足し、脳が

エネルギー不足となり

アルツハイマー病が増えている

可能性があります。

 

つづきはこちら→

食べ方を変えると体が変わる⑤