今回の京都旅行で、これは買って帰らねば!と誓ったもの。


それが名月堂のニッキ餅。


12月の茶道のお稽古のときに、仲良しのIちゃんに「京都行くけど、何か買ってこようか?」と聞いたところ、こちらを御所望。


あ、それ、私も気になってたのよ!と。


11月発売の雑誌クロワッサンの京都特集で紹介されていたのです。


クロワッサンには「知る人ぞ知る店の、松下幸之助も愛したという庶民派ニッキ餅」とあります。


「はふっと噛むとメレンゲ入りの決め細やかな断面からニッキがふわっ!ニッキ好きならはまること必至です。」


うーん、食べてみたい・・・。


東山、建仁寺のお近くです。


知らなければ見過ごしてしまいそうな、昔ながらのお饅頭屋さんの店構え。



しあわせごはん。


なぜ、冬にわらび餅?と不思議ですが・・・(笑)


ガラスケースには、このニッキ餅と、鶯餅と、3種類ぐらいの生菓子が並んでいます。


お味見どうぞ、と小さく切ったニッキ餅をすすめて下さいました。


ふわっ、もちっ、の歯ごたえに、甘み抑え目、ニッキの香り。


美味しい!!!


夫など、もうひとついいですか?とおかわりしておりました。


日持ちは3日だけど、冷凍可とのことだったので、お茶のお稽古にあわせて東京に送ってもらうように手配しました。


お茶の皆様と、1月のレッスンにお越しになる生徒さん分と、40個購入。


1つ丸ごとだとボリュームがあるので、4分の1ぐらいにカットしていただくぐらいがちょうど良いかな。


別に実家用に、6個、買って帰りました。



しあわせごはん。


羽二重粉を蒸して、卵白、漉し餡、砂糖、肉桂を入れて練って作るそうです。


1個100円。なんという潔さ。


ご主人は86歳とのこと。


丁寧なお仕事をされていることに頭が下がります。


雑誌掲載後は注文が殺到して、北海道にも送りました、とおっしゃっていました。


地味だけれど、ニッキ好きな方には是非とも食べていただきたいお菓子です!


お茶屋さんの並ぶ宮川町のすぐ近くなので、散策も楽しいですよ。


私も舞妓さんに会いました♪



名月堂

京都市東山区新宮川町通松原下ル西御門町447・1

075-551-0456

9-21時 無休