この日は街中で研修会がありまして、終了後の夕方、飲みに出ることに。
どうせですから、普段なかなか入ることができない、あのお店に伺ってみることにしました。
そう、そのお店とは札幌のみならず全国的に人気の『こなから』さん。
小割さん、オグちゃん、ご無沙汰しております。
お品書きを見ましても、久しぶりに伺ったせいか、何を食べたら良いのか迷う始末(苦笑)。
結局、小割さんが“おまかせ”でお料理を出してくださることに…ははは。
【お通し】
「鶏肉とクラゲ、キュウリの和物」。
味のマッチングはもちろんのこと、食感の違いを大いに楽しめる一品。
大好きな酒の肴です(^-^)。
【お刺身盛り合わせ】
これで一人前でございます(笑)。
海水ウニ、茹でダコ、ヒラメ(エンガワ付き)、真鯛、〆鯖、時鮭、秋刀魚。
〈茹でダコ〉は手で一時間もモミモミしてやわらかくした逸品。
すっと歯が入り、旨味が濃いんです。
〈ヒラメ〉は軽く昆布で締めてあり、〈真鯛〉は“湯霜”、〈時鮭〉は“焼き霜”にしてあります。
相変わらず、丁寧な仕事ぶりですね。
〈鯖〉は〆加減も絶妙で、酸味と脂のバランスが素晴らしく、〈秋刀魚〉も適度に脂が乗っているうえ、“秋刀魚の肝醤油”でいただくサプライズ付き(^^)v。
いやー、どれもこれも美味しいです!
そのまま食べても美味いんですが、一手間かけてありますので、ワンランク上の味わい。
【マンボウの肝和え】
何度もいただいていますが、ホント美味しいんですよ!
鶏肉に似た食感ですが、より弾力があります。
肝と絡まることで、コクがあって、酒の肴にピッタリ。
【大樹産 大しじみの酒蒸し】
漁期の非常に短い、貴重な食材。
ぶっちゃけ、超デカイです(笑)。
なので、めちゃくちゃ良いダシが出るんですよ。
ニンニクのみじん切りを加えることで、中華風の仕上がりになり、スープにパンチをプラスしてくれます。
【わたりがにと夏野菜のみそとまと煮込み】
超美味いっす\(^O^)/。
洋風なトマトベースのお料理ですが、“こっくり”した味わいは〈味噌〉のおかげ。
もちろん、わたりがにの旨味も満点です(^-^)。
夏野菜もやわらかく煮込まれていて、甘味が引き出されており、とろっとした食感が堪りません。
このお料理、なまら気に入りました。
さすが、小割さんといったお料理の数々。
何を食べても激美味でございます(笑)。
旬を大切にした大将(小割さん)ですので、次回も旨旨食材の時期を外さず伺いたいと思います。