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ボイジャー
発売日 : 2014-12-15
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【出会い】
ブクログ - web本棚サービス の献本抽選で当選しました。ありがとうございます。
今回で3回目です。
想像ラジオ/いとうせいこう
殺人者の娘たち/ランディ・マイヤーズ
【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
この本は、この4年間における本のあり方、読書のあり方、出版のあり方の進化を見てきたぼくのエッセイを集めた本だ、この本は、ある種の本が死に、別の種類の本が生まれることを告げる本ではない、紙の本は終わり、電子本が否応なく隆盛することを告げる本でもない。
~Amazonより~
本と本作りの「今」はこんなことになっている——。
ある時はFlipboardやSmartNewsのデザインを手がけ、ある時はクロス箔押しの豪華本をプロデュースし、ある時は出版スタートアップにアドバイス。メディアの垣根を越え、国の垣根を越えて活躍する著者が、その活動から得たものとは。本と出版に向き合おうとするすべての出版者、デザイナー、開発者に贈る7つのエッセイ。
【響いた抜粋と学び】
著者のクレイグ・モドさんは作家、デザイナー、開発者です。本とメディアとストーリーテリングの未来に関心を持ち、東京とニューヨークを拠点に世界各地で活動中です。2011年、iPhone版Flipboardアプリのプロダクトデザインを手がける一方で、作家としてMacDowell Colonyライティングフェローに選ばれます。2012年にはIT起業家としての業績を認められTechFellow Awardsを受賞。また出版シンクタンク「PRE/POST」を設立し、紙と電子の本をプロデュース。現在も、Twitter創業者Evan Williams氏、Biz Stone氏らが立ち上げた出版プラットフォーム「Medium」のアドバイザーや、日本でも人気のスマートフォン用ニュースアプリ「SmartNews」のUIデザインアドバイザーなどとして幅広く活躍しています。共著書に『Art Space Tokyo: An Intimate Guide To The Tokyo Art World (English Edition) [Kindle版] 』『マニフェスト 本の未来 [単行本(ソフトカバー)] 』等。http://craigmod.com
※ 執筆当時の情報です。
失われつつあるのは、ゴミとして捨てられる運命にあるような本ばかりなのだ、見映えも保存性も、耐久性さえも考慮されずに印刷されているような本、一度だけ消費され、その後は捨てられるだけの本、引越作業の際は真っ先にゴミ箱行きになるような本、まず姿を消すのは、そうした本だ、今、はっきりと言おう、「悲しむ必要はない」。
僕らは紙の書物が大好きだ、それもそのはず、そもそも読む際には胸の近くで抱きしめるように持つからだ。
・本を読まなくなった。
・本が売れなくなった。
このような言葉をよく聞くようになりました。
・本は今後電子書籍になる
2010年。
電子書籍元年。
紙の書籍から電子書籍に移行する、と言われ、書店の本は減ったのか……?
否。
両方存在している。
そして、どちらもなくならない。共存している。
本が売れなくなったのではなくて、売れない本が増えた、という表現が正しいのではないか?
今や本は特別な人が書く、特別なものではなくなりました。
ビジネスパーソンが名刺がわりに持つアイテムです。
営業担当が自分をよく知ってもらうため、お客様に自分をアピールするため、表紙がある名刺となりました。
その中には読み応えがあるものもあれば、やはり質が落ちるものもあります。
電子書籍では経費が少なくなったため誰でも書籍が作れます。
だからといって、誰でもが書いた本が面白いのか、ためになるのか、というとそうではない、ということです。
残念ながら。
村上春樹さんの新刊は行列を作って購入します。
本は売れています。
本は読まれています。
本物は失わない。
本物は残っていくのです。
考えてほしい、同じKindleの本を1万人が読んで、下線を引いたりメモを取ったりしたとする、これを集合知としたら面白くないか? 僕が書き込んだメモを他のKindleユーザーやiBooksユーザーに読んでほしいと思ったら、そういうシステムがあってもいいんじゃないか?
デバイスが広く普及し売り上げも好調な現在、今度はプラットフォームが成熟する番である、Kindleは、ここ数年ほとんど変わっていない、iBooksは、オンラインであれオフラインであれ、いまだにハイライトを集める場所がない、そればかりか、ソーシャルリーディング昨日導入への動きが少しも見られない。
ここは面白いアイデアです。
読書における”バルス祭り”ですね。
※ 地上波で天空の城ラピュタ放映時における「バルス!」ツイート431万
俺はここが響いた、私はこっち。ここはこうだから深い! ここの引用熱い! などなど。
個の時代に入った僕たちを確かに社会とつなぐのはインターネットです。
ネットが庶民に普及していることで、家にひとりでいるのに、つながっていくわけです。
もし、気にならないのなら、読書しながら世界中で同じ本を読んでいる人が同時に付箋やマーカーをしていくと面白いですね。
ここで響くのかよ!
みたいな。
なんでここでマーカー?
みたいな会話が生まれるんじゃないかな。
すると、
個人種目だった読書が
チームスポーツになるわけだ。
そんな熱い時代がもうやってくる……気がする。
こちらは僕のメルマガです。
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ある時はFlipboardやSmartNewsのデザインを手がけ、ある時はクロス箔押しの豪華本をプロデュースし、ある時は出版スタートアップにアドバイス。メディアの垣根を越え、国の垣根を越えて活躍する著者が、その活動から得たものとは。本と出版に向き合おうとするすべての出版者、デザイナー、開発者に贈る7つのエッセイ。
【響いた抜粋と学び】
著者のクレイグ・モドさんは作家、デザイナー、開発者です。本とメディアとストーリーテリングの未来に関心を持ち、東京とニューヨークを拠点に世界各地で活動中です。2011年、iPhone版Flipboardアプリのプロダクトデザインを手がける一方で、作家としてMacDowell Colonyライティングフェローに選ばれます。2012年にはIT起業家としての業績を認められTechFellow Awardsを受賞。また出版シンクタンク「PRE/POST」を設立し、紙と電子の本をプロデュース。現在も、Twitter創業者Evan Williams氏、Biz Stone氏らが立ち上げた出版プラットフォーム「Medium」のアドバイザーや、日本でも人気のスマートフォン用ニュースアプリ「SmartNews」のUIデザインアドバイザーなどとして幅広く活躍しています。共著書に『Art Space Tokyo: An Intimate Guide To The Tokyo Art World (English Edition) [Kindle版] 』『マニフェスト 本の未来 [単行本(ソフトカバー)] 』等。http://craigmod.com
※ 執筆当時の情報です。
失われつつあるのは、ゴミとして捨てられる運命にあるような本ばかりなのだ、見映えも保存性も、耐久性さえも考慮されずに印刷されているような本、一度だけ消費され、その後は捨てられるだけの本、引越作業の際は真っ先にゴミ箱行きになるような本、まず姿を消すのは、そうした本だ、今、はっきりと言おう、「悲しむ必要はない」。
僕らは紙の書物が大好きだ、それもそのはず、そもそも読む際には胸の近くで抱きしめるように持つからだ。
・本を読まなくなった。
・本が売れなくなった。
このような言葉をよく聞くようになりました。
・本は今後電子書籍になる
2010年。
電子書籍元年。
紙の書籍から電子書籍に移行する、と言われ、書店の本は減ったのか……?
否。
両方存在している。
そして、どちらもなくならない。共存している。
本が売れなくなったのではなくて、売れない本が増えた、という表現が正しいのではないか?
今や本は特別な人が書く、特別なものではなくなりました。
ビジネスパーソンが名刺がわりに持つアイテムです。
営業担当が自分をよく知ってもらうため、お客様に自分をアピールするため、表紙がある名刺となりました。
その中には読み応えがあるものもあれば、やはり質が落ちるものもあります。
電子書籍では経費が少なくなったため誰でも書籍が作れます。
だからといって、誰でもが書いた本が面白いのか、ためになるのか、というとそうではない、ということです。
残念ながら。
村上春樹さんの新刊は行列を作って購入します。
本は売れています。
本は読まれています。
本物は失わない。
本物は残っていくのです。
考えてほしい、同じKindleの本を1万人が読んで、下線を引いたりメモを取ったりしたとする、これを集合知としたら面白くないか? 僕が書き込んだメモを他のKindleユーザーやiBooksユーザーに読んでほしいと思ったら、そういうシステムがあってもいいんじゃないか?
デバイスが広く普及し売り上げも好調な現在、今度はプラットフォームが成熟する番である、Kindleは、ここ数年ほとんど変わっていない、iBooksは、オンラインであれオフラインであれ、いまだにハイライトを集める場所がない、そればかりか、ソーシャルリーディング昨日導入への動きが少しも見られない。
ここは面白いアイデアです。
読書における”バルス祭り”ですね。
※ 地上波で天空の城ラピュタ放映時における「バルス!」ツイート431万
俺はここが響いた、私はこっち。ここはこうだから深い! ここの引用熱い! などなど。
個の時代に入った僕たちを確かに社会とつなぐのはインターネットです。
ネットが庶民に普及していることで、家にひとりでいるのに、つながっていくわけです。
もし、気にならないのなら、読書しながら世界中で同じ本を読んでいる人が同時に付箋やマーカーをしていくと面白いですね。
ここで響くのかよ!
みたいな。
なんでここでマーカー?
みたいな会話が生まれるんじゃないかな。
すると、
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チームスポーツになるわけだ。
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【編集後記】
本日はモニタリング訪問2件です。昨日は時間有休を使って、日中から家族カラオケ、夜はしゃぶしゃぶパーティー。そして、ケーキ祭り。
今朝はプレゼント!! このひとときが最高だなぁ。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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ボイジャー
発売日 : 2014-12-15
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