一流の男、二流の男 (王様文庫)/里中李生 | ブログ

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おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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【出会い】
3月16日に帯廣美容所でカットをしてもらっていたところ、丹野さんからオススメを紹介してもらいました。
「里中李生の本はいいよ!」
早速帯広図書館で一冊借りました……これは!!?

【本書紹介のねらい】
君は飼いならされた子犬に成り下がっていないか? 大人の男の生き方を教えよう。

【気になった抜粋】
どんな時代でも強い者は残っていく、才能のある者は稼いでいる、努力している者は生き残っていく。

あなたも、「独立して、一発儲けてやる」と、皆に吹いて回らないといけない、言うだけならタダだ、しかし、宣言したことによるプレッシャーは、あなたの才能を爆発させるか、あなたを病気にするかのどちらかだ。

人柄だけでは成功しない、あなたがどんなに善い人でもせ、世間知らずでは出世できない、人柄にプラス、感性と知識がないと駄目なのだ、感性も知識も、芸術やスポーツ、音楽、本から吸収することができる。

若い時にするべきことは、素敵な女の子と恋愛をし、一緒に映画を観て、本を読み、夢を語り合うことだ。

空腹で、マクドナルドに駆け込むような男は、欲求を我慢できない知能の低い人間であり、私がいくら成長論を説いても無駄。

ビジネスで”受動”では話にならない、成功させるためには”強引さ”も必要なのだ。

もし、あなたが、”妄想”を描けない人間なら、成功は諦めたほうがいい、想像力のない人間は知性がなく、知能が低いのである。

あなたがしている仕事は、誰かが喜んでくれている、いまやっている仕事に、そして、あなたの人生にも「大義名分」を持つべきなのだ。

天才論……①集中力がハンパじゃない、②独学でやってしまう、③自己中心的に行動するが、相手を諦めさせてしまう力を持っている、④何かしら心に”傷”を持っている。

とくに心の病を持っている人は、健康な人の何十倍も考えている、あなたは健康な時は何も考えていないはずだ、体の調子がいいと、より楽しくなることへと進むからだ。

もし、たとえ好きな仕事ができなくても、自分の信念を曲げず、自分の才能を信じ生きていたら後悔しないのだ。

「マンネリ克服法」……①マンネリを克服することほど困難なものはない、②一発目が上手くいっても、有頂天になってはいけない、③自分に才能があるかないか、常に自問自答する、④最初に成功したアイデアにいつまでも頼らない。

たとえ今は十分な収入を得ていなくても、上を目指している限り負けではない、むしろ、本当に負けているのは、卑屈になっている人間、成功を諦めた人間だ。

不況なのは、人の心理であり、日本は不況ではない、金はあったら使うのだ、それが格好いい、それが快楽だ。

女に自分の財力を見せてはいけない、大きな財力ならともかく、小さな財力なんか見せた日には、男の威厳が失墜してしまう。

リストラ・倒産は、第二の人生を歩むチャンス、笑わないといけない。

【響いた抜粋と学び】
丹野さんが面白い! と紹介していたのがすぐにわかりました。かなり極端な考えで、読むと鋭く輝くナイフのような切れ味で切り裂かれます。

2006年……これからの時代は、「男らしさ」で生きていくのである、「男が弱くなった」などという風潮は古すぎる。

僕が個人的に共感するのは
そうか、君は課長になったのか。/佐々木常夫 のような家族の中の大きな存在である”父親”という生き方です。

本書では、そうではなくて”男”として生きろ! と痛切に説くのです。書き方としては
その人脈づくりをやめなさい/千田琢哉 の千田さんのようにかなり力強く(いや、もっとか)伝えます。
男としての生きかたについては
営業の魔法 勇気の言葉/中村信仁 にも似た部分があります。
読んでいて、雀鬼流の桜井章一さんをふと思い出したのは僕だけじゃないはずです。

国を頼りにしていると裏切られる、「財」を築け、そうするしか、楽しい老後は送れない。

高齢者介護の現場を見ていて、この抜粋は半分以上が「その通りです」と言えます。
「年金をしっかり払ったのにこれっぽっち」と嘆くお客様がいます。確かに払った額より少ないのかも分かりません。しかし、老後は国がなんとかしてくれる、という他人任せにすること自体に僕は問題があると思っています。
自分の生活は誰が一番考えなきゃいけないのか? 自分です。それでもどうにもならないときに国の支援を頼る、誰かの助けを求める、となるはずじゃないかと思っています。

抜粋の「財」にプラスしておきたいのが「仲間」です。

本物の親友がいるのはいいことだ、うらやましい、だが、馴れ合いの友達ならいないほうがいい、人生において、なんのプラスにもならない。

里中さんが言うように愚痴や不満を言い合い傷を舐めあうような友達だったら不要だよ、ということです。それは僕も納得です。


人間は、きちんと規則を守っていることが偉いのだろうか、他人と同じことをしていることが立派なのだろうか。

今の僕には痛切です。なぜ、多くの人はこのことに何の疑問も持たないのだろう? 会社の就業規則、就業時間に合わせるということは、自分の起きる時間、寝る時間、休憩時間を支配されることにつながる。考えれば考えるほど僕はこれが嫌になる。自分ではない他人に生活の時間を決められて窮屈な思いをする。
(決まりがあるからこそ動きやすいというのはもちろんですが)。

何が最悪か分かった時、あなたは夢をつかむ第一歩を踏み出すだろう、あなたの勝負はこれからだ。

僕は自分が好きなときに働き、好きなときに休みたい。時間に縛られながら働きたくない。これが最悪の状況。ここから抜け出すために第一歩をすでに踏み出しています。
さぁ、助走します。

【編集後記】

3月17日に職場に届きました!



朝4時起きで活動し、圧倒的読書量で介護業界に革命を起こす男のブログ-image

としくんの【知・技・行 合一】への挑戦ブログ としくん さんに紹介していただきました。ありがとうございます。

絶版本だったため久しぶりにAmazonで注文です。

明日紹介しますね。



ここまでお読みいただきありがとうございます。

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