本日の紹介はこちらです。
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【出会い】
帯広図書館の新刊コーナーにありました。
【本書の肝】
現役ドクターが教えてくれる仕事の進め方。
昨日の紹介から引き続き医師の書籍の紹介となります。
昨日はこちら。
「医療否定」は患者にとって幸せか/村田幸生
【気になった抜粋】
仕事において、一定の質を保つことが、最も重視されます。
いつ不測の事態や想定外の仕事が飛び込んでくるかわかりません、だからこそ、「大皿」だけは何としてでも「体力・脳力があるうちにやり切る」という姿勢が大事なのです。
手抜き3原則……①仕事のボールを持っているときは手を抜かない、②ルーチンワークのときは極力手を抜く、③食事中と布団の中では完全に手を抜く。
行動パターンを真似ると、その人の生活リズムがわかり、一緒に時間を過ごすチャンスが増えます。
「患者さんは一日中、医者を待っている。会うと安心して笑顔になる。朝メシは笑顔の後に食ったほうが美味しいだろ」。
プレゼン……「美奈さん」を探す、笑顔の人を「美奈さん」と呼ぶようにしています。
デスクの上は白紙にしておくことが、最も仕事を始めやすいのです。
追い抜くときは相手の右から、左に心臓があるので人は無意識かで左を警戒すると言われている。
原則的に、人間は同時期に2つのことを一緒にできません。
【響いた抜粋と学び】
お医者さんが書くビジネス書……珍しいですよね。現役ケアマネが書くビジネス書というのも将来的には僕が出したいと思いながら読みました。
どれも重要でどれも優先度が高くて、失敗は許されない、しかも同時多発的で飛び込んでくる仕事です、さて、いったいどうすればいいのでしょうか? ①すべての仕事に優先順位をつける、ただし「常に変動するもの」とする、②「いざ!」というときに最大のパフォーマンスが出せるよう、あらゆる準備をしておく、③ミスや失敗を未然に防ぎ、「ばらつき」を極力なくす方法を身につける。「最優先」が新しく入ってきたときに、何を後回しにするのか、この判断を行う際にもやはり「優先順位」が必要になってくるのです。
裴英洙さんが言うには、まず始めに”優先順位をつける”ことです。しかもその優先順位は常にうつろうものです。病気の進行や病状の悪化、救急の手術など急な事態が考えられます。
そのなかで順位をつけつつも、常に変わると考えておくことです。
優先順位があるからこそ、今何をするのか、今どう判断するのか、を決断できるのです。
ある課題に対して、考えられる解決策をできるだけ挙げる、そこで可能性の少ないものから除外し、最後に残ったいつくかに精力を費やして精度を上げていくという考え方です、最初から「当たり」を探さないのです。
拝金/堀江貴文
の中にも似たようなことが書いていました。「”大事なことは消去法”の方がうまくいく」と話していました。
本書でも、可能性の少ないものを削ってから最後に残ったものから厳選する方法です。
ビジネスシーンでも優先すべきは「わからないことを、わからないと伝える」ことだと思います。
介護現場においても同じです。わからないときは「わからないです。ごめんなさい」と伝えることです。
そこから、教えていただけますか? だとか、次回までに調べます。 と話を続けることが必要です。
長い橋、車が少ない広い道、大きな建物のエントランス、天井がない、または高いところ、想像力の天井も広がるような気がします。
外出する用事をわざと作ってでも、作業中の資料を持って近くの公園で歩きながらの「一人ブレスト」をしてみて下さい。
仕事中にあえて外出して資料を作ることはしませんが、休みの日はできるだけ自宅を離れるようにしています。僕は家の中にいると読書をせずにだらけてしまうことがあります。
気を引き締めるためにも、あえて列車で帯広駅まで行き、帯広図書館で読書をしたり、帯広駅の休憩所や長崎屋帯広駅前店の休憩所など場所を変えて、活動をしています。
もっと、気温が上がれば近所の公園で読書なんですが……さすがに「-20度」の中公園にはいられません。
まずはソク・ホウ・レン・ソウしてから家に帰ってお風呂の中でゆっくり悩めば良いのです。
「ミスは無罪、ミスを隠すのは大罪」。
このブログでも何度か話したことがあります。転倒事故をすぐに報告しなかった、できなかったことが僕にはあったのでこの2つの抜粋は響きます。
まずは報告すること。ミスをすることよりも隠すことが悪いこと。肝に銘じていきます。
【編集後記】
平成25年最初の献本当選です。
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ちょうど一ヶ月ぶりの当選となりました。
「101%のプライド/村田諒太」です。届くのが楽しみです。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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