データでみる県勢(2013年版)/矢野恒太記念会 | ブログ

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こんにちは。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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【出会い】
本が好き!で当選しました。


【本書のテーマ】
全国の統計データ。



【岡本大輔の視点】
自分の地域の実態を数字で理解する。

【気になった抜粋】
明治13年(1880年)の人口、3592万人、北海道(開拓使)16万3千人(一番少ない)。


ガソリンスタンド数。


主な水力、火力、原子力発電所の所在地。


食料自給率一位、北海道173%。


米の収穫量一位は新潟、秋田、茨城をおさえ北海道。


65歳以上人口、帯広市は北海道の中でも低い方(23.2)、旭川や函館より低い。


町村の統計・・・芽室町の65歳以上人口は23.3%。

【響いた抜粋と学び】
婚姻と離婚の状況・・・1970年と比べ、婚姻率は約半分、離婚件数は倍以上。


結婚する若者が少なくなったとか、離婚する夫婦が増えたと言葉では聴きます。

それでは、実際にどれくらい増減があるのか、これは数字を見なければわかりません。


北海道では1970年、51万5千件の婚姻がありました。41年後の2011年、26万5千件に減っています。

一方、離婚数については、1970年に7万4千人だったのが、2011年、11万8千人に増えています。

婚姻件数が減り、離婚数の増加とは①お一人様が多い、②内縁関係が多い(偽装離婚含む)、と読み取れます。


産業別就業者数・・・医療、福祉が一位。


第3次産業が占める割合・・・7割以上。


先日、読書会の仲間と会話した時に、「現代はサービス業主体になっていて、コミュニケーションが苦手な人までコミュニケーション力を求められるようになってしまった」と出ました。


なるほど、と思いながら具体的な数字を僕は知りませんでした。今回の統計を見ると、全国平均で70.6%です。


北海道では第1次産業、7.7%。第2次産業、18.1%。断トツなのが第3次産業で74.2%です。


ちなみに産業別の就業者数は全国平均と北海道は建設業、製造業をおさえ、医療・福祉が一位です。


医療と福祉が同一なので次回はぜひ、医療と福祉を切り分けたデータが欲しいところです。


完全失業率沖縄県が7.9で一位、北海道・青森が5.7で二位、島根が2.4で低い。


沖縄県は10市中8市が65歳以上人口20%を下回る。


僕が意外だったのが、島根県が完全失業率が低いことです。


・・・よくよく考えてみれば、これは島根県の高齢化率が高いことが起因しているのか?


「完全失業者」とは①仕事がなくて調査週間中に少しも仕事をしなかった、②仕事があればすぐ就くことができる、③調査期間中に、仕事を探す活動や事業を始める準備をしていた、とあります。


島根県の65歳以上人口は29.1%です。主な生産物は、しじみ・ぶり類・かに類、つまり海産物です。


仕事がなければ漁師の仕事をするのか?


一方、沖縄県は65歳以上人口17.3%です。

完全失業率トップ、生活保護に関しても保護率は全国で6番目に高いです。(島根県は全国で10番目に低い)。


数字から読み解くところ、沖縄県は島根県に比べ働いていない64歳以下人口が多いと考えられます。


・・・これが正しいかどうかは別として、データを見ていくと、このようにいろいろな憶測ができるのです。


本書は今後も僕のブログ作成や出版活動に役立てさせていただきます。


ここまでお読みいただきありがとうございます。

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