人を語らずして介護を語るな(2)/菊地雅洋 | ブログ

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おはようございます。

岡本大輔です。




本日の紹介は

こちらです。

↓↓↓















【出会い】

6月16日(土)

帯広市の隣にある音更町に

菊地雅洋さんが講演に

来てくれるので

前準備で購入しました。



前作の書評はこちら

↓↓↓

人を語らずして介護を語るな。/菊地雅洋





【本書のテーマ】

人の暮らしや命に対する

想いを伝えます。



【岡本大輔の視点】

介護を通じて

人としての”あり方”を

考えてみる本。


【抜粋と学び】

地震と津波を天罰と

称した政治家について・・・。



菊地さんのおっしゃるように

「天罰」発言はあってはならない

発言であり、撤回してすむ問題ではない。



それは同感。




どうして、そのような発言をする人が

国のトップにいるのだろうか?



僕はこの部分を読んだときに

考えました。




そもそも、誰がトップを決めたのか?



政治家を決めるのは

国民であり、


内閣総理大臣を決めるのは


国民が決めた政治家たち。




ということは


その最低の発言をした人を

国の中枢に決めたのは誰なのか?





そうです。


僕たち国民なんです。




僕たち国民の誰というわけでなく


全体的に腐りきっている

ということの表れと

考えてみるのはいかがでしょうか?




その腐りきっている表れを見て


僕たちはこれからどう行動するのか?



試されていると

僕は認識しています。




僕1人の行動はちっぽけなものかも

しれませんが、



何もやらずに愚痴るのか?


それはイヤです。





僕が今できることは何か?



早起きと読書を続けて

福祉に問いかけること。



生きる姿勢を正して

知識をつけて

行動し続けること。

発信し続けること。





認知症の人に

やってはいけないことは

すべての人が困惑する行為。

自分に置き換えても同じ、

専門性よりも常識が求められる。



ここは同感です。


先日の

介護支援専門員専門研修Ⅰの講義

精神疾患についてのところで


同様に

認知症の人への対応


とありました。




僕は本書を読んでから

この講義を受けたので


なおさら、実感です。



先日、僕が話した

「認知症ケア」って?


と同じです。




なんで、認知症の人だけ?



認知症の人は

そもそも何なのか?




同じ「人間」でしょ?



この根っこの部分が

なくなっている

医療・介護職が多いんじゃないか?


と僕は感じます。



病人

患者

利用者

高齢者




そもそもは何?




「人間」です。



あなたと同じです。




ニンチと略すことで

相手を蔑んでいることに気付けるか。



この部分は

masaさんのブログで読んでいたので


それをきっかけに僕は

「ニンチ」と使うのを止めました。




認知面の低下があります・・・

短期記憶ができなくて

家族が〇〇



のように


「あの人、ニンチ」

の表現は僕の中で撤廃しました。




あの言葉を使っているときの

自分はどんな気持ちだったのか?




恥ずかしながら


認知症の人のことをぼくは

状態の低下をいち早く

気付けているんだと


得意げになっていました。



街中を歩いている

知的障がい者に対する


「あれはチテキだよ」


という発言と似ていると


僕は感じました。



そのような言葉を使っていることが

蔑みを生むと実感です。




【終わりに】

講演前日となり、

ワクワク・ドキドキが高まっています。


僕は講演当日、

菊地雅洋さんに

聴きたいことがあります。


講演の途中か終わりか

質疑応答には真っ先に

質問したいことがあります。



「菊地さんにとって

人とは何か?」



人について

ここまで深く書籍を

書ける人は


「人は〇〇だ」と感じているのか?


菊地さんの人間観

価値観に触れていきたいと思います。




目の前にいる人の

人生観に触れることが


僕の人生を高めることだと

思っています。







チェック項目20箇所。地震と津波を天罰と称した政治家について・・・。人は人を愛するために生まれる、愛を大切にして生きることがこの世で生かされている私たちの使命。困難ケースでも通常のケースでも収入は同じ、自分のやり方を押し付けるケアマネの存在。普通の感覚は何か?考える機会が必要。一生懸命がんばらないと良い生活が作れないという価値観しか存在しない場所で人は生きていけない。普段から根拠を考えることは大事。認知症の人にやってはいけないことはすべての人が困惑する行為。自分に置き換えても同じ、専門性よりも常識が求められる。ニンチと略すことで相手を蔑んでいることに気付けるか。高齢者の世代間ギャップ・・・大正生まれと昭和生まれでの違い。1人だけの特別を許すのか・・・同じ立場になったときにすべての人に選択できる権利があることを示す。制限はバカでもできる、できることを探すのは専門家しかできない。気付く人。