おはようございます。
岡本大輔です。
読みやすくて、
実践しやすい
一冊を紹介します。
↓↓↓
【出会い】
帯広図書館の自己啓発コーナー
で読みやすそうだと思ったので
借りました。
【本書のテーマ】
今すぐ実行できて効果抜群の
人間関係の達人になるコツを
教えます。
【岡本大輔の視点】
介護が楽しくなる習慣とは?
【抜粋と学び】
人は自分にしか興味がない。
「私」→「あなた」へ。
どうして、目の前のお客様は
自分のことしか考えないのか?
この家族はどうしてこんなに
わがままなのか?
高齢者福祉に身を置く人の
誰もが一度は感じたことがあると
思います。
高齢者といっても
大人と言っても根本は同じ。
人は自分にしか興味がない。
それは介護者である
あなたも同じなんです。
どうして我侭ばっかり・・・
と言うあなたの心中は
「わたしのいうことをきかないなんて・・・」
と思っていませんか?
これ自体も
高齢者は自分の思い通りになる
ここは施設だから
わたしたちの言うとおりにするべきだ
と思っている可能性があります。
施設のルール
法令上のルール
これらを覆せとは言いません。
今一度、
「わたし」の考えを
「あなた」にしてみては
いかがでしょうか?
目の前にいる”わがまま”な
おばあさんは
”どうして”わがままを言うのか?
そもそもわがままとは何か?
目の前のおばあさんの立場に
立ってみてはいかがでしょうか?
自分の価値を高めるには、
他人をおとしめて自分を
偉く見せようとしない・・・
悪口を言わない。
子育てをしていて
今まさに感じていることです。
兄弟同士で比較して
「おれは(妹より)しっかりやっている」
だとか
「兄ちゃんはぜんぜんやっていない」
と。
それらは事実かもしれない。
しかし、
他人の悪いところを言っても
言った人の評価はどうなるのか?
というと、
正直なところ下がる一方です。
僕らのデイサービスでも
実は、悪口(?)までは言いませんが
一緒にいるお客様の言動等を
逐一チェックしている方がいます。
「あの人は〇〇だよ」
とか
「あの人はすぐ寝るんだよ。
夜遅くまで起きているから。
私は早く寝るけどね。」
他人のことを言うと
周りで聞いている人は
最初こそ聴きますが、
だんだんと、
「この人また言ってる」と
顔に現れます。
そこで介護者がどう対応するのかが
一つの課題になります。
人のことを言うAさんと
毎回同じ内容を聴いて飽きている
Bさんの席を離す
というのは一つの手段です。
しかし、
それは根本的解決になりません。
Aさんは違う人を探して
チェックしているCさんのことを
話すからです。
僕が思うのは、
スタッフが
Aさんと直接関わることが求められると
思います。
僕が実際に行ったのは
「Aさんよく見てますね~。勉強になります。
次はAさん自身のことを教えてください!」
とAさんの今の生活について
教えてもらうことにしました。
すると、言われてすぐは
「え?!」って顔をしていましたが
少しずつ話してくれるようになりました。
一言で言うと
Aさんの自己肯定感が満たされていない
のが一つの要因だと思います。
自己肯定感がいかにして
満たされるようになるのか?
これがAさんの課題になります。
【まとめ】
人は自分が大好き。これが前提。
だからこそ、あなたは
「わたし」→「あなた」を意識して。
自分の価値を挙げるには
自己研鑽することです。
他人をおとしめたり、
悪口を言って相手の評価を
下げようとすると
自分の評価の方が下がります。
今日からこの2つを意識して
介護にあたりましょう。