夢をかなえるサッカーノート/中村俊輔 | ブログ

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みなさん、おはようございます。


昨年、アソシエかビッグトゥモローで

本書が紹介されていて

読みたいとずっと思っていましたが、


帯広の図書館になく

諦めていました。


しかし、

近所の札内図書館に

行ったとき、

たまたま入り口付近で

やっていたスポーツ特集の

ブースになんと


本書が置いてあるじゃないですか。



すぐに手にとって

借りました。



僕自身は

サッカーは嫌いではありませんが

特別興味が強いわけではありません。


日本代表がワールドカップに行けば

「ああ、そうなんだ」くらいなもので

勝ったら確かに嬉しいけれど

負けてどうこうはありません。



中村俊輔選手に関しても

フリーキックがすごいという

イメージはありますが

実際、あまりわかっていません。


そんな僕ですが

興味のあった彼のサッカーノートを

拝見させてもらいました。



サッカーだけでなく

違うスポーツからも学ぶ。

この部分は僕たち福祉職も

大切にする部分です。

何が?と言いますと

勉強していく上で福祉職ですから

福祉分野のことを学ぶのは

当たり前なんです。


でも僕たちがこの業界をより良くして

お客様の喜びを高めていくには


彼が言うように自分の業界以外からも

学ぶ必要があるのです。


僕が「読書」をしていく中で感じているのは

例えば「営業」の本を読むと

福祉との共通点はたくさんあります。


人間を相手にする商売はすべて

共通するんです。


経営者の書籍も同様です。


僕は特に30歳になったばかりで

お客様からすると青二才の若造です。


そんな自分がお客様の生活支援を

させていただくには


より深い人生経験が必要だと

感じています。


仕事に精を出すのは当然。


それ以外の時間に

異業種から学ぶことも必要だと

感じています。




勝っても負けてもありがとう。

相手がいるから真剣にできる。


ここは僕自身が今でも

社会人バスケをやっているので

痛感したことと


お客様の中には

「困難ケース」と言われる

方がいらっしゃって・・・


病気だとか身体不自由だとか

経済面だとか家族との折り合いだとか


様々なことが要因となって

僕たちが支援するのに

通常よりも困難な方が

いらっしゃるのが事実です。


流れ作業的に仕事をしていくのならば

そういった困難ケースは無い方がいい

というのが現場の本音だと思います。


人間誰しも楽をしたいのですから。


でも、大変でも何でも

お客様がいるからこそ

真剣に仕事ができる。

社会貢献ができる。


そう考えたとき

「困難ケース」と言われる

お客様とのかかわりは

ずっと、ずっと楽になるんじゃないか?


そう思いました。


僕たちは忘れちゃいけない。


お客様がいるからこそ

仕事ができて

自分の人生を豊かにできるのだ

ということを。



どんな練習でも無駄なものはない。


ここも響きました。

年齢を重ねていくうちに

より効果的な勉強法だとか

学習法を選びたくなるんですよね。


無駄のないようにと。


練習でも勉強でも

無駄なものはない。


と改めて感じました。


「やること」に意義がある。


無駄かどうか考える前に

まず行動すること。


効率を考える前に

実行することが大切なんだと

僕は感じました。


「早起き」、「読書」

やっているうちは無駄はない。


さぁ、今日も頑張ろう。





中村 俊輔
文藝春秋
発売日:2009-09-04


チェック項目13箇所。静かな空間でひとりノートに向き合う時間。目標を書くことで達成のために何をするのか考えてすごせる。課題が生まれる。サッカーだけでなく違うスポーツからも学ぶ。清水宏保、金本知憲。勝っても負けてもありがとう。相手がいるから真剣にできる。フィジカルも大事、テクニックと創造性も大事。課題はあっても書けなかった(02)落選した理由。中山雅史にあって自分にはないもの。チームを盛り上げる気持ち。どんな練習でも無駄なものはない。誰かの代わりと思わない。チームのために、自分のためにプレーする。人の良さは認めて、自分のものにするようにする。でも自分は自分の良さがある。それをチームにどう合わせるか考える。変わっていないこと・・・自分を過大評価しないこと。意欲向上がなくなったらサッカーをやめる。変わったこと・・・感情コントロール。