コブクロライブ、レポというより観戦記です。
もちろん主役は今年もマイおかん(* ̄m ̄*)
まずはさかのぼって、ライブの数日前の電話にて。
州 「ライブの日には迎えに行くからね」
母 「何時ごろ来っと?」
州 「4時ぐらいやね」
母 「え゛-、そりゃ早いわ。お母さんは一人でゆっくり行くわ」
州 「そ、そうや、まぁいいけど」
そしてライブ当日です。
午後4時ごろ携帯電話が鳴る。
母 「あんた今どこね?私はもう(市民文化ホールの)玄関前よ」
o(_ _*)oドテッっ
誰よりも早いじゃん(^_^;)
炎天下の宮崎で開場前に救急車沙汰になっても困るので、
こちらも会場へと急ぐ。
まだ人もまばらで、妙に若作りした母親となんなく遭遇。
同行したEさんとTさん(今回は問題ありなのであえてイニシャルにします)を
母親に紹介すると・・・いきなりおかんボケ炸裂。
母 「まぁ、お母さんと娘さんと一緒ですか、いいですね~」
o(_ _*)oドテッっ×3人
言っておきますが、EさんとTさんは同年代です。
険悪な空気になりそうだったので(笑)
あいさつもそこそこに、
会場時間が迫って人が多くなって迷子になるといけないので
今のうちにEMTGカードとチケットを渡して、
僕らはツアトラの写真を撮ったり、会館周りの散策のため
母親と別れる。
案の定これ以降、着席するまで母親を見つけることはできませんでした。
ライブ開始前
入場する際に配られるアンケート用紙やチラシをまじまじと見ながら、
母 「ほら、今井美樹ちゃんの旦那さんのライブにコブクロが出っとと」
州 「???」
州 「これはアルバムに参加っちゅうことやが。ところでこの人の名前読める?」
母 「“ぬのぶくろ とらやす” やろ?」
州 「“やす”だけ正解」
僕らが座っていた10列目の席の前が、開演時間が迫っても
空席になってるを心配した母親、
母 「前の席は誰もおらんとじゃろか?
だったら後ろに立ってる人を座らせてやればいいとにね」
州 「そんなわけにはいかんわ。遅れて来るかも知れんやん」
ところが、この席が後々ミラクルを起こすのです。
ライブ開始
まだ暗いステージにコブクロが登場し、場内が騒然とする中で
小さく「キタ!」と発して、僕に促される前に立ち上がる母親。
お決まりアクションもそれなりにこなしてたし、
バラードではなぜかうなずきながら聴いていた。
共感する部分があるのだろうか? ・・・ラブソングなのに。
銀テープ発射の時は阿波踊りと、テープが落ちた後はドジョウすくいのような
動きも見せてました。
夢中になってたのか、隣のその隣の座席にまで拾いにいって
またまた僕に怒られましたけど。
実はその座席の持ち主に拾って渡してたみたいです。
州 「それでもライブ中はむやみに席を離れない!」
銀テープを手にしてからますますヒートアップしたみたいで、
両手にテープを絡ませたままピョンピョンはねながら、
大きく拍手、手拍子。
州 (あー、銀テープが・・・)
この日一番ウケていたのは、黒ちゃんの飛行機の話。
福岡公演が終わってそのまま宮崎まで飛行機で移動したらしいが、
まずはその搭乗の際、空港内でバスに乗せられて
飛行場のはじっこに連れていかれたと。
黒 「あれっ?今日は飛行機じゃなくて高速で宮崎まで行くんやったっけ?」
すると母親は大笑いで僕の肩を叩きながら
母 「そうやとよ、そうやとよ、いっつもそうやがね」
どうやら最近母親も乗ったみたいです。
飛行機の搭乗口のドアがあまりに小さく、
黒ちゃんの胸ぐらいまでの高さまでしかなかったことや、
乗ってから座席まで四つん這いで行くんやろか、とか
黒ちゃんがアクション付きで面白おかしく話すもんだから
もう涙流さんばかりに喜んでました。
ウェーブのコーナー
途中から黒ちゃんが空いてる客席に行くと言い出して、
その視線の先が・・・
何と!さきほど話題にあがった座席だったのです。
州 (えっ!来るの?黒ちゃんが?)
黒 「触ったら訴えるからな」
いや、いや、僕は大丈夫ですけど、僕の隣の人の行動は保証しませんけど。
そして黒ちゃん、どっかりと僕の目の前に座る。
キャーどうしましょ(〃∇〃)
目前50センチ。
あ、僕の左!
摩の手が伸びそうな雰囲気。それを僕の左腕でガード。
黒 「あ、こんなとこにアンケートがある。
持ってるCDは?・・・2枚っと
今日の感想? 黒田さんがかっこよかった・・・と」
これ本当に黒ちゃん書いてましたよ。
黒ちゃんのうなじ越しに見てましたもん(笑)
結構な時間座っていたんだけど、
黒 「あ、でもここやと俺写真に写らへんなぁ。移動しようかな?」
と言って黒ちゃんが振り返ると僕と正対する位置関係に。
恥ずかしくて視線を落としましたがな(笑)
でも湧き上がる歓声に同じく僕も後方に目をやると、
知ってるファミさんが「ここ~!ここ~!黒ちゃんゴゴォ~!」
それはそれはこの世のものとは思えないほどの形相で叫んでる姿が目に飛び込んできました。
あれじゃ怖くて僕でも行かないわ。
結局監督さんにうながされて中央に近い前から3列目ぐらいの席に
移動しちゃいましたけど、
いや~、滅多にできない経験させてもらいました。
しまった!
黒ちゃんが席を移動する前に、持っていたチーズ饅頭をあげれば良かった。
えーっと、肝心のウェーブですが、マイおかん
間違っちゃいけないと真剣すぎたのでしょうか、
立ち上がったあと、跳ね上げ式の座席を戻すのを忘れて、
そのまま床に尻もちをついてました。
僕の左側の視界から消えたので「あれ?」と左を見たら
その向こう側の女性のお客さんに腕を抱えられながら
「大丈夫ですか~」と声をかけれてました(* ̄m ̄*)
・・・って、ここまで読み返したら、
これって本当に音楽のライブの話だよね(^_^;)
吉本新喜劇じゃないよね。
なんや、かんやで楽しい時間のひと時でした。
本編終了でメンバーがステージ袖にひける時の母親の言葉。
母 「もう終わったと?」
時間はたっぷり3時間超えのライブだったのですが、
母親の言う通りあっと言う間の時間でした。
と言うことは、
母親も存分に楽しんでくれたってことでいいのかな。
コブクロも楽しんでくれたかな。
今年のコブクロツアー、早くも僕自身のファイナルになりました。
あとは本当のファイナルまで皆さんのレポで楽しませてもらいます。
また来年、行けるといいな。
そして来年こそは、2年連続で母親がアンケートに書いた
聴きたかった曲“あの曲”を歌ってくれるといいね。
ライブ当日の朝。
コブクロが文字通り太陽を運んできてくれました。
昼食はミヤチクにて。
ライブ後の打ち上げ会場にて