暮れの同級生との忘年会の3次会にて


友人の一人がポツリ。


『親父が癌でね・・・。


もう最後だから好きな麻雀でもやらせてあげたい・・・。』


という事で先日の3連休、初っ端の土曜日、午後1時半に麻雀荘に集合。


先に到着していた友人と親父さん。


「明けましておめでとうございま~す。


おう!おじちゃん久しぶり! 長いこと会わんかったねぇ。」


「おう!州君も久しぶりやのぉ。全然変わらんねぇ。」


「おじちゃんも とっくにヨボヨボ爺になっちょると思っちょったけど全然変わっちょらんね。」


相変わらずの減らず口だけど、これがいつもの通り。


実際予想してたよりずっと元気そうで内心ホッとしてた。


さぁ!始めるぜぃ!


動機は何だってこれは勝負事!負けないぜぇ!




当初、友人の計画では昼ぐらいから麻雀して、


親父さんの体力の事もあるから夕方7時前には終わって、


それから親父さんを除いた同級生3人で飲みに出ようって事だったんだけど・・・。


午後7時。


「腹減った~。」


「寿司でも取るか?」


「おぅ!そうしようぜ」


(止めるんじゃなかったのぉ?)



結局お開きになったのは午前1時半。


ちょうど12時間のバトル。(おい!大丈夫か?)


お開きを促したのは僕らの方(笑)


言わなきゃきっと朝までやってたな。


80歳の親父さんのやる気には脱帽です。


勝負勘も全然鈍っちゃいないよ、おじさん。



・・・と、偉そうに書いてるけど結果は、


1位-おじさん+8000円、2位-州 +4000円

3位-息子  -5000円、4位-T君 -7000円


『負けなくて良かったぁ~』 終わって清算した時の僕の一言。


「またやるぞ~!」なんておじさん上機嫌だけど、


今度は少しぐらい手加減してね。