私のへっぽこ御朱印の旅へようこそ。
大宰府巡礼編(いつの間にか題名も長くなっている)その②でございます。
のろまな文章なりになんとか速度を上げるべく努力したいと思いますのでどうぞよろしくお願いします。
前回のあらすじとしては、西鉄五条駅→観世音寺参拝→宝物殿と御朱印→戒壇院参拝と御朱印→庭の花に見とれてせっかく来たバスに気付かず置いて行かれる ←今ここです。
やらかしてしまったのを認めたくない私は、何度も何度も振り返り振り返りながら、一つ先のバス停・大宰府市役所前まで歩きました。
たどり着いてバスの時刻表を確認。
・・・コミュニティバスまほろば号・内山行は定刻到着・定刻発車だったと、認めます。
さて、これからどうするか。
歩いて五条駅から西鉄電車に乗り直し、太宰府駅から再スタートをするパターンと、このまま三十分次のバスを待つか・・・。
西鉄バスもそこに停車することになっていたので、それを利用して太宰府駅まで行くことは可能です。
だけどそこから竈門神社を徒歩で目指すのは、それなりの時間とかなりの体力を要すと、前日パソコンで確認済み。
二つの時刻表を交互に眺めてぐるぐる考えていたら、地元の男性がバス亭にやってきました。どうやら彼も同じバスに乗ろうかなと思っていらした様子。
話をしているうちに「どこに行くの」と尋ねられたので、
「本当はコミュニティバスに乗って内山(竈門神社)に行きたいです。でも次がずいぶん先だから大宰府にとりあえず出ようかと」
と、答えたら
「うーん・・・。内山へ行くなら、もう次のバスを待ったほうが良いよ。たかだか20分くらいまてばいいんだし」
そう言いおいて、彼は別ルートのバスに乗車して去って行かれました。
『大宰府天満宮境内を通り抜けていく方法は確かにあるけれど、自分としてはお勧めしない。竈門神社へは行ったことは何度もあるけれどね』
とのことだったので、待つことにしました。
お名前は存じ上げませんが…。
あの折はご忠告ありがとうございました。
バスに乗ってようやく理解できましたが、太宰府天満宮を通り過ぎて二つ目のバス停を過ぎたあたりからけっこうな上り坂が続き、これを初夏並みの日差しの中歩いたら多分、私は目的地へたどり着くなり倒れていたことでしょう。
そりゃそうだな。
竈門神社のある宝満山はちょっとした登山をするのによく名前が挙がる場所。
私の構想が安易過ぎました。
どうか忠告してくださったあの方に、良いことがありますように。
ところで、このコミュニティバス『まほろば号』ですが、大宰府に住む人々の生活を支えるために行政が運営しているものなので、普通のバスよりかなり小さく、席数も収容人数も少ないためあっという間に満杯になります。
どこまで行っても100円とかなりお得ですし、なんといっても交通手段がこれ以外は徒歩か自家用車かタクシーということになるので、これを利用するほかに手立てはないのですが、一応、そのことを念頭に置いたほうが良いかもしれません。
さて。
そうこうしてたどり着いた内山バス停。
下車するときに運転手さんが近々2本の帰りのバスの時刻をアナウンスしてくださり、本当にありがたい・・・。
大体の目星をつけて行動できました。
昼ごはん抜きで挑んだ竈門神社。
腹減りだけど、その分達成感がありましたよ(笑)!!
ちなみに、竈門神社は正式名称『宝満宮竈門神社』。
玉依姫命をお祀りしている、縁結びの神様です。
また、太宰府天満宮の鬼門にあたるので厄除と方除けもされています。
境内にはとてもきれいな社務所があり、女子好みの『カワイイ』デザインで異色を放っている・・・と思います。大英断だな。
綺麗な色遣いで可愛らしいお守りはついついほしくなるのですが…。実際、御朱印帳も御朱印袋も素敵だったんだけど、今回は我慢。
男女間の縁結びだけではなく、仕事の縁結びのお守りもあるところが、正直、にくい(笑)。胸をえぐられましたわ。
参拝を終えてから、社務所で御朱印をお願いしました。
ありがとうございます。
色々頑張るので、色々なご縁がありますようにお願いしました…。
これを書いている時点の私はまだ結局なんにも頑張れていないところが、大変心苦しいのですが・・・。
ど、努力します。
はい。
ところでバスの発車予定時刻の五分前には神社から降りてきたのですが、すでに車内は参拝を終えたお客さんで満杯になっていました。
なのでとりあえず乗車口でICカード読み込ませて、運転手席側の出口から乗り込みました。
なぜならば。
次の天開稲荷へ行くために、私なりの策を練ったからです(笑)。
まあ、要するに途中下車する気満々だったというだけですが。
この時点で13時50分。
・・・お腹がとてもとても空いていました。
身から出た錆ですねえ。
本当に、行き当たりばったりすぎて反省することの多い旅だったな…。
そんなこんなで・・・。
大宰府の旅の続きは、次回にまたもや持ち越しです。
次で完結したいなと思ってはいます。
ではでは、また来週。