情報ステーションが運営する民間図書館を訪問
寒暖の差が激しくて、身体のコントロールがうまくできません。
そんな身体を恨めしく思いつつも、動けるだけ感謝しなきゃと思うこの頃です。
先日は、ライブラリーキャンプで知り合ったNさんが働く民間図書館を訪問してきました。
最初に船橋駅の近くに民間図書館ができたのは、もう7,8年も前でしょうか。存在は知っていましたが、足を運んだことはありませんでした。
いま、情報ステーション が運営する図書館は8館までになっていました。
Nさんから色々お話を聴いて、私の知らなかった世界をまたひとつ見せていただきました。
運営は全てボランティアでおこなっているとのこと、いや、それ以上に最初の頃は私財の持ち出しだったそうです。
Nさんを含めた運営主催者の皆さんは、他に仕事を持っていての活動とのことでした。
それでも最近になって、やっとシステムモデルができ、これから千葉県下へも展開していきたいとのことでした。
そうまでして街づくりに取り込むエネルギーの源は何なのでしょう?
さもしいいかな、私は自分の足元が不安ではゆとりもありません。
海士町の「巡の還 」もしかり。
若い方々が未来への道づくりをしている姿を見ると、遅まきながらでも何かできることをしなければと感じた一日でした。
ボランティアの考え方も少し変わりました。
私は、仕事の対価として報酬はあるものと思っています。
だから、無報酬では仕事はできないと思っていました。
でも、民間図書館で働く方を見ていて、少し考えが変わりました。
報酬をもらうということは責任が伴います。
本人が望んだことではないけれど、こころの病になったりして会社へ行けない状態の方が、体調の良い時にボランティアで参加して、人とふれあい自信を取り戻したり、コミュニケーション力を改善するきっかけに、仕事をするという選択肢もあるんですね。
もちろん、ボランティアの基本精神である「自分が楽しいいから」というのは当然ありでしょうが。
「報酬をもらっていないから、体調が悪くて行けなくても罪悪感をひきづらなくてすむ」と、その時ボランティアでカウンターにいた方が話してくれました。
医者やメンタル事業や企業とうまく連携をとれば、復帰前のリハビリのサイクルに関われるかなあと思った次第です。
Nさんに、「無報酬でモチベーションを維持できるのは何故?」と質問したところ、以下のメールが届きました。紹介しますね。
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今日は民間図書館に来ていただきありがとうございます!
色々お話できて凄く楽しかったです!
ライブラリーキャンプがなんだか遠い昔のことのように感じる不思議。
さて、民間図書館への想いですが、
全国の街に民間図書館を創りたいです。
誰でも気軽に無料で利用できる、家でも会社でもない、
ほっと一息つける第3の"居場所"としてありたい。
老若男女、国籍問わず、あらゆるバックグランドの人たちが
本を通して一ヶ所に集まってワイワイ楽しくやる、
そんな居場所が歩いていける距離にあったら、
人も街ももっと元気になれると思うんです。
今はまだ、ここだけでは食べていけないですが、
なぜモチベーションを高く持って続けられるかと言われれば、
漠然としていますが、好きだからの一言に尽きます。
色々突っ込みたいと思いますが、どんな小さな、単純作業でも
上記の目標につながると考えると、少しも苦にならなくなります。
そこに、利用者さんやボランティアさんの温かい応援であったり、
志を同じにする仲間とのやりとりだったりがくわわり、
その全てがモチベーションになっていると思います。
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Nさん、若いからって無理は禁物、たまには身体もいたわりましょう。
またお会いしましょうね。
追伸
8日から1週間ほど大先輩とベトナムへ行ってきます。
ブログ更新ないからって心配しないでくださいね。