汚いビルの美味しい刺身の店 | 上海大学シニア留学日記~その後

汚いビルの美味しい刺身の店

高校時代からの親友と夕方6時渋谷で待ち合わせる。

このところ、月1回のペースで飲んでいる。


会社時代の後輩から渋谷で最近発見した刺身の店の

話を聞いて、行ってみることにする。


渋谷の京王井の頭線のガード脇の今時は珍しいほど

汚いビルの2階にある「魚蔵居」という店だ。

ビルの外形に比べ店内はそれなりの雰囲気の店だ。




(魚蔵居は2階にある)



最初はビールの大瓶を頼む。

つまみは黒板に書いてあり、注文の度に店員がその

黒板を持って来る。


最初にホタルイカの刺身、真鯛の刺身、つぶ貝の刺身、

冷やしトマト、厚揚げ焼をとる。

刺身類はどれも鮮度が良く、とても美味しい。




(上から時計回り:つぶ貝、ホタルイカ、真鯛、冷やしトマト)





(厚揚げ焼)




さほど、綺麗な店ではないのに、銀行で役付役員まで

やった友人がどうやらこの店が気に入ったみたいで、

この店に誘った私としてはホッとする。


ビールの後は晴々黒麹という焼酎の水割りにする。

出て来た水割りが少し薄く感じられたので、2杯目は

焼酎のダブルの水割りにする。


料理を追加する。

冷奴に玉子焼き、鯵の南蛮漬け、鰹の刺身を注文。





(上から時計回り:鰹、玉子焼き、鰺南蛮漬け)



3杯目から同じ焼酎のロックに切り替える。

すると、グラスになみなみと焼酎が入って来る。

次回からは焼酎のロックにお冷を最初から頼もう。


友人とは毎月のように会っているのだが、話は尽きない。

今日は高校を卒業した頃の、懐かしい思い出話に話が

盛り上がる。

もうこの友人とは、50年以上の付き合いになる。


彼はまだ2つの会社の顧問をしている。

私が、会社を辞めたと言う話をすると、俺も辞めようかな

と言うので、お前は余り趣味が無いからと辞めるなと言う。


じゃ、これから月に2回ぐらい会うことにしようと彼が

提案する。

勿論、仕事を辞めて暇になった私としては異存が無い。


彼はこの店の刺身がえらく気に入ったようだ。

次回からもこの店にしようと言う。


会計したらリーズナブルな価格で吃驚した。