55年来の友人 | 上海大学シニア留学日記~その後

55年来の友人

雨の中、横浜の石川町に出かける。


中学校1年生の時からの同級生と2年振りに会う約束をしていた。

この友人A君ともう一人のB君が55年来の友人で、私の友人

関係の中で一番長く付き合っている。


B君は今、重篤な病気で入院中である。

このところ、A君、B君とは会っていなかったので、年内に1回

会っておこうと、まずB君に電話をいれた結果、B君の病気を

奥様から知らされた次第だ。





石川町を横浜に向かって右の方角に行けば中華街だが、左の方角に

歩いて、長者町近くの「中華一番家」と言う中華料理店に入る。



(中華街とは程遠い雰囲気)



30歳前後の中国人の女の子が経営する店で、私はこれで3回目

だが、A君がこの店を応援しており、いつも56度もする中国の

二鍋頭酒のボトルをキープしている。



餃子、ピータン豆腐、麻婆茄子、野菜炒め、あんかけ五目焼き

そば、ニラ玉炒めなどをとって、まずはビールで乾杯する。





(ピータン豆腐、餃子、野菜炒め)



(麻婆茄子)



(ニラ玉炒め)



五目あんかけかた焼きそば)



A君は私の上海大学留学のきっかけを作ってくれた友人でもある。

A君の人脈の中国関係者をたくさん紹介され、A君と共通の知人も

多い。



私は2杯目から黒ホッピーにする。

A君はと言えば、56度の中国の二鍋頭酒をロックで飲み始めた。




話題は勿論B君の話し。

早く、良くなって欲しいと願うばかりだ。

B君が退院して、自宅へ戻れた時に、二人で見舞いに行くことに

している。



それから、中国の共通の知人や中国での思い出話など、話が尽きない。



12時に石川町の駅で待ち合わせ、気が付いてみれば夕方5時に

なっていた。

5時間も飲んでいたことになるが、もう外は真っ暗になっていた。



それにしてもA君は私以上に酒が強い。

お店のママがA君はこの店の客の中で一番強いと言っていた。

でも、もう歳だから、お互い、飲みすぎ注意だ。



そして、長く、永く友情を重ねて行きたいと思っている。