同期会 | 上海大学シニア留学日記~その後

同期会

毎年10月1日は何曜日であっても前の会社の同期会を

開催する取り決めになっている。


もう前の会社を退職して私は8年ほど経つが、現役で大学

に入社した人は7年と言う計算だ。


場所もここ数年は新宿のワシントンホテルの「セラリ迎賓

館」と言う店で開催するので、仮に案内状が到達しなくとも、

この日にこの店に来れば、仲間と会えるというわけだ。

各種お酒が飲み放題、食べ放題で会費は3,000円。

会費は安く抑えているが、料理は美味い。


この日は約30名が参加する。

私は勤務日で、月の初めなので全体夕礼がある日だが、

私が話さなければならないことは、常務に代わってやって

貰うことにして、5時過ぎに会社を出て、少し遅れて出席する。


すると、この人誰だろうと、記憶にない人が座っていて、

聞けば、入社して1年ほどで辞めて、家業を継いだ人だった。

あれから45年振りだから一瞬誰だか解らないのは当然だ。


司会進行も特にない、乾杯と一本締めをするだけだ。

席も来た順から座って行く。

同期会だから最終役職も関係なし。

このスタイルなら長く続いて行くと思う。
















我が同期はまだ欠けた人が出ていない。

来年も元気で会おうと誓いあって、約2時間でお開きとなる。


仲間の一人で酒の強い男がいて、もう1軒と誘われる。

雨のせいか、年齢のせいか、みんな捕まらないようにと

散って行く。


結局私を含め4人が残り、2次会に行く。

と言っても新宿西口の「串八珍」に入り、お腹が満たされて

いるので料理は申し訳ない程度に頼み、それぞれが好み

酒を飲む。


私が黒ホッピーを3杯ほど飲んだところで、2次会もお開きに

する。

この年齢になると、みんな馬鹿酒を飲まなくなる。