ボッティチェリ展
高校時代から50年も付き合って来た親友と今年に入って、
初めて会う。
3時、渋谷のハチ公前の待ち合わせだが、人が多すぎて
待っていると目が疲れる。
土曜日で、渋谷は人が出て、東急文化村までの歩道は
歩きづらい。
たまたま、文化村のザ・ミュージアムで6月末まで開催中の
ボッティチェリ展のチケットを持っていたので二人で鑑賞。
見知った絵もあったが、全体の絵の色が美しいのに驚き。
保存のため修正を加えているのかな。
約1時間ほどで見終わった。
5時に、「渋三 魚金」を予約しているので、あと1時間ほど
時間がある。
東急百貨店本店の8階の美術画廊をついでに見る。
たまにはデパートの美術フロアも良い。
5時、「渋三 魚金」に行く。
今週の火曜日に予約を入れたが、運よく予約が取れた。
このところ3回ほど予約に失敗していたから、本当にラッキー。
(渋三 魚金は綺麗な店だ)
カウンター席に案内され、まずは生ビールで乾杯。
12種類が載った刺身の盛り合わせ、貝柱ソースのダイコン
サラダ、島ラッキョー、鯛の兜焼きを注文。
この店、料理のボリュームがあるので、二人で4品は
多すぎるくらいだ。
(突き出し:豆腐に生の青海苔がかかっていて、美味しかった)
(刺身12種類盛り合わせ)
(貝柱ソースの大根サラダ)
(鯛の兜焼き)
(島ラッキョー)
彼と会うのは、昨年「日展」を見に行って、その後
飲みに行って以来だから、半年振りだ。
この間のお互いの出来事を話す。
彼は銀行の役員を終えて、関連の会社の社長業を3か所、
10年程やり、1昨年完全に引退した。
ところが、仕事仕事で来たので、趣味という趣味が無い。
そのうち、毎日を持て余すようになり、昨年頼まれて或る
会社の顧問を引き受けた。
その時、私と出勤日を合わせ、月・火・木を勤務日と決め、
一緒に旅行が行き易いようにした。
しかし彼は、別の会社からも週1回でも良いからと顧問
を頼まれ、金曜日も仕事を入れてしまった。
(ビールの後は赤ワインのボトルをとる。)
最近になって彼は、週4日勤務は多すぎたと思うように
なり、週3日働いている会社を週2日に減らそうかと
考えているとのこと。
兎に角、この年齢になると、仕事だけの人生では勿体ない。
と言うことで、6月は水郷地帯にアヤメでも見に行こうと
話がまとまった。