新宿西口界隈
東ヨーロッパの某国で工事が始まった。
新しい事務所のパソコンにスカイプを設定しようと
部下が現地の社員と交信しながら試験を繰り返したが、
現地の声は聞こえるのに、こちらの音声が向うには聞こ
えないと言う。
その作業を、最後まで見届けずに会社を出る。
今日は買い物があって新宿西口に回る。
用事を済ませ、西口の飲み屋街を都庁方向に歩く。
この辺りを歩くのは随分久し振りだから、飲食店などが
随分変わってしまった。
私が見覚えのある店もあるにはあるが、新しい知らないお店の
比率の方が遥かに多い。
暫く歩かない間に、街はすっかり変わってしまった。
「串八珍」を見つけ入ってみる。
チェーン店だけに、メニューは渋谷店と全く同じだった。
ただ、こちらの方が焼酎の中身の量が多かった。
15菜サラダ、キムチ、串焼き4本を肴に黒ホッピーを
飲む。
(左:突き出しのコンブ 右:キムチ)
(15菜サラダ)
(串焼き:カシラ・レバー・タン)
ガラスで区画された調理場にちょうど面したカウンター席
だったので調理場の様子が見える。
この店のアルバイトは全員ヴェトナム人だ。
なるほどその方が、アルバイト同志のコミュニケーション
が取れて具合がいいのだろう。
みんな、楽しそうに仕事をしている。
因みに渋谷の串八珍は中国人で統一している。
黒ホッピーを4杯飲んで、店を出る。
そう言えば、昔、結構仕事で利用したクラブはまだ在るかな
とビルの下から看板を見上げてみる。
まだ在った。
綺麗なママだったが、私より10歳ほど年下だったから
もう60歳近くになっている筈だ。
雇われママだったから、ママは別の人に変わっているかな。
懐かしい気持ちになって、いろんなお店を覗きながら、
そぞろ歩いて帰った。