目黒川の夜桜 | 上海大学シニア留学日記~その後

目黒川の夜桜

月曜日。

東ヨーロッパの某国は今日から連休が終わって、役所の

仕事が再開される。

明後日の1日に出発予定の社員にビザが明日までに発行

されないと、行けないことになる。


夕方6時時点で、ビザは届かない。

時差が4時間あり、夕方6時は現地時間の午後2時だ。
明日に賭けるしかない。


さて、満開になった東京の桜は水曜日雨が降るとの予報が

あるので、今日と明日しか楽しめない。


そう思うと、帰り、夜桜を観て帰ろうという気持ちにさせる。


桜は満開の時間がごく短く、すぐに散ってしまうことが

解っているからこそ愛おしいのだ。





      (目黒川の夜桜)






例年、中目黒で観る目黒川の桜は、大勢の人の混雑で

写真のポジションも取れない位だ。

そこで、目黒川の逆、池尻大橋側から見ようと思い立つ。

池尻大橋は渋谷から田園都市線の各駅で1つ目。


目黒川の桜は池尻大橋から中目黒の先まで続いているの

だが、池尻大橋辺りは中目黒に比べ、花見客は遥かに

少なく、歩きやすい。

1kmほど歩き、写真を撮りながら、夜桜を楽しみ、引き返す。


東急の渋谷駅に戻り、宮下公園の桜もついでに観て帰ろう

と、近くまで行ってみると、どうも大したことがない。


今日は、どこで飲んで帰ろうと探しながら明治道路を歩いて

いると、ラーメン屋の「日高屋」が目に飛び込んで来た。


このところ、何回か日帰り温泉の帰りに立ち寄って、

ホッピーがあることを知っていたので、入ってみる。


バクダン炒めという辛い野菜炒めと餃子3個、そら豆等を

注文し、ホッピーを飲む。


(バクダン炒め)


日高屋はお店が明るすぎて、どうも仕事帰りに寛ぎの

一時を過ごすと言うような店ではないことに気付いた。

やはり、ラーメンを食べる店だ。


温泉の帰りに、ちょっと喉を潤すなら良いが、仕事帰りは

以後止めようと思った。