四十九日法要
今日は義母の四十九日の法要と納骨を栃木市の
家内の家の菩提寺「白旗山勝泉院」で執り行う。
朝8時、お骨、遺影、位牌、お供物などを持って、
私は運転しないので家内と下の息子と電車で栃木に
向かう。
栃木駅には那須塩原に住む長男が待っていた。
親戚の人の出迎えの車でお寺に向かう。
(白旗山勝泉院)
本堂には座布団が並んでいる。
私は以前、足が痺れて、焼香の順番が回って来た時、
立ち上がれず、膝で焼香台までずり進んだ経験がある
ので、最初から椅子に座ろうと決め込んだ。
子供にも椅子でも構わないとよと勧めたが、結局私だけが
椅子に座った。
お経が始まり、15分もすると、みんな足をモジモジさせ
始めた。
焼香の順番が次男に来ると、ドタドタと音を立てて
立ち上がった。
みんな顔で笑ったが、さすがに声をあげて笑えない。
予想されたことが起こった。
法要も納骨も無事に終わり、予約していた市内の割烹
料理屋「仲の家」に向かう。
親戚と私達だけの少人数の食事会だ。
今日はうっかり、カメラを忘れ、携帯のカメラで撮ったが、
なかなか美味しい精進料理だった。
仙台から駈けつけた人達も運転のためお酒を飲めない。
結局お酒を飲めるのは二人だけ。
もうお一人はビールだけ。
私はお燗の酒を2本飲む。
この店の廊下には長嶋監督と女将の写った写真が
飾られていた。
少しずつ間をおいて運ばれて来る料理でみんなお腹が
一杯になった。
今日は東京の我家に親戚の女の方が泊ることに
なっている。
6時過ぎ、家に帰り、祭壇を取り払い、仏壇に位牌を
収める。
一連の行事が終わった。あとは不動産の名義変更と
相続税の申告だ。
折角、親戚の方が泊るのに、夕飯はみんなお腹が空かず、
あり合わせの夕食となり、お客さんにご馳走を出せなかった。