シーズン到来 | 上海大学シニア留学日記~その後

シーズン到来

鴨鍋のシーズンが到来した。

何日も前からこの日を待ち遠しく楽みに待っていた。


12時東武東上線ときわ台駅から徒歩3分の知る人ぞ

知る蕎麦屋「舟蕎山(せんきょうざん)」で待ち合わせ。


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(蕎麦屋「舟蕎山」)


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(店内の石臼)



このときわ台に住む私より4年ほど先輩のAさん、

毎月のように一緒に飲むBさん、私より3年ほど後輩で

お酒は下戸のCさんが既に待っていた。


この顔ぶれで飲むのは1年振り。

昨年もこの店だ。


早く来た3人はもうエビスビールを飲んでいた。

鍋が運ばれる前に付き出しとして先ず湯葉とさつま揚げが

出て来る。

次にモツ煮込みが出る。

もしかしたら、私が来る前に注文したのかもしれない。


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(湯葉)


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(さつま揚げ)


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(モツの煮込み)



ここで日本酒の冷酒「伯楽星」を注文。

いよいよ鍋が出て来る。


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(運ばれて来た鍋)



この店の鴨は蔵王の地鴨だ。

煮込んでも柔らかい鴨の肉質はもとより、

この店のだし汁が何とも絶品の味わいで一度食べると

忘れられない味となるのだ。


最初につくねから入れる。

私は最初に汁をすすって、それから具を食べる。

実に美味い。1年振りの味だ。


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(左が竹に詰められたつくね)


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(つくねを入れた鴨鍋)


お店のお母さんが少なくなっただし汁を何度も

注ぎ足してくれる。


1年振りに会うAさん、いろんな人の情報が豊富だ。

共通な知人の近況や会社時代の出来事など

懐かしい話題で話が盛り上がる。


私は日本酒の2杯目は初孫を常温でいただく。

つくねの後は鴨肉のスライスを入れる。

もうつくねのだしが充分に出ている上に、鴨肉だから

白菜やキノコ類や豆腐に味が充分浸みている。

人間美味しい物を食べている時が一番心の安寧が

得られる。

まさに至福の一時だ。


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(鴨肉)



最後に腰のあるうどんを入れて〆る。

私は初孫の2本目を注文。


うどんを食べきった後、Bさんがここはお蕎麦屋さんだから

お蕎麦を是非食べろと勧める。

そこで、せいろそばを取って、分け合って食べる。

今日は北海道産のそば粉だ。


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(せいろ蕎麦)


腰があって、香りが良い。

お店には次から次へとお客が途切れることは無い。

さすが名店だ。


お会計をする頃、Aさんの奥さんがお土産を届けてくれる。

目白駅前の和菓子の「志むら」の有名な九十九餅と和菓子

詰め合わせと静岡のワサビ漬けだ。


2時半にお開き。Bさん、Cさんとは新宿で別れ、東横線に

乗ると、昼間の酒が効いたか寝てしまった。

家に帰ると、家内がそれであなたは何をお土産に買って

行ったのと聞くので、いや手ぶらで行ったというと

えらく叱られてしまった。