低インシュリンダイエット | 上海大学シニア留学日記~その後

低インシュリンダイエット

先週、久し振りに体重計に乗った。

すると、人生で最大体重を記録した。


下手をすると、命を縮める恐れがあるからダイエットが

緊急の課題だ。


そこで、以前買ってあった「驚異の低インシュリンダイエット」

という本を読み返す。

普通のダイエット法はカロリーの低いものを食べて、食事

の量を制限し痩せる方法だが、これだと食欲が満たされず、

仮に痩せても、大抵の人はその後リバウンドしてしまう。


上海大学シニア留学日記~その後


ましてや、酒好きで食い意地が張っている私にとっては

至難の技だ。


食事をすると、消化吸収の過程で血糖値が上がる。

血糖値が上がると膵臓からインシュリンが分泌される。

インシュリンが出過ぎると脂肪が貯まりやすく燃えにくくなる。


低インシュリンダイエット法は血糖値を急激にはね上げない

食事をとることによって、インシュリンの分泌を抑え、脂肪が

貯まりにくく、燃焼しやすい体にする方法なのだだそうだ。


食後に血糖値が上昇するスピードを食品別に現した数値を

GI値という。GI値が高い食品ほど血糖値が急激に上がる。

従って、食事全体の量は同じでも、今まで食べていた

GI値が高い食品を低い食品に切り替えるだけで、痩せ

られるという理屈だ。


因みにごはんやパン類や麺類などの炭水化物のGI値が

最も高く、むしろ肉の方が低い。

フランスパン100gのGI値が93(279カロリー)に対し、

牛肉サーロインロースのGI値が46(204カロリー)。


つまり主食を減らせば体重は落ちるということだ。

また、本の巻末に食品群別GI値リストが付いていて、

野菜でもジャガイモはGI値が90と高く、ポテトサラダなど

食べてはいけない。この表を台所に張って、常にGI値を

意識しよう。


この本を私に紹介してくれた友人は糖尿病で2週間も

入院した後、この本に辿り着き、今では血糖値が正常値に

戻り、薬が要らない生活に戻り、医者も驚いたそうだ。


私も、今度は本当に彼に倣い、低インシュリンダイエットに

真剣に取り組もう。