残業
午後、中東を訪問中の社長から電話がはいる。
東ヨーロッパの某国から早く契約書をメールで
送ってくれと言って来たそうだ。
10日に某国を訪問する予定の社員が持参する予定
だった。仕方なくメールで送ると、相手からいろいろ
注文がついた。
夕方5時からは、ホテルオークラで、某国駐日大使
主催のパーテイに出席予定だ。
4時には会社を出なければならない。
だけど、4時には仕事が終わらなかった。
仕方ない。パーテイを途中で抜けて、会社に
戻ることにしよう。
さて、パーテイは出席者が50名くらい。
途中で抜けるのは目立つ。1時間はいなければと
腹をくくる。だが、酒は控え目にということで、
赤ワイン1杯にビールグラス2杯で止めた。
その代わり、ロースト・ビーフを2皿食べてしまった。
1時間を過ぎた頃、大使にお詫びして会場を出る。
(ビルの谷間に金毘羅神社があった)会社に戻り、現地と電話でやり取りし、結局10時
過ぎに、日本は深夜だからと言って、この日の
電話やメールでの交渉を打ち切る。
10時半、渋谷の「鳥市」に入る。
店長が、こんな時間に来るなんて、珍しいですねと言う。
その通り、私だって好きでこんな時間に来たのでは
ないのだ。出来ればもっと早い時間に冷たいビールが
飲みたかったのだ。
この日、結局家についたのが12時前。
何でこんなに仕事をする羽目になっちゃったのだろう。