国宝茶室 如庵・妻籠・馬籠・ハイグレード列車(旅行3日目) | 上海大学シニア留学日記~その後

国宝茶室 如庵・妻籠・馬籠・ハイグレード列車(旅行3日目)

朝6時起床。温泉に入り、缶ビール1本飲む。

温泉に入った後は、朝からでもビールが飲みたくなるものだ。


ホテルの売店は7時45分から開く。

最終日にお土産を買って、友人は土産と下着などを

段ボールに詰め、宅急便扱いにし、身軽になって帰宅する。

この友人、旅に出るといつもそうする。旅慣れている。

荷物を出してから、ヴァイキングの朝食を摂る。


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(名鉄犬山ホテルロビー)


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(この日の朝食)


朝食後、ホテルの敷地内にある特別公開中の 国宝茶室

「有楽苑 如庵」を見学する。

如庵は織田信長の実弟である尾張が生んだ大茶匠

織田有楽斎が建てた茶室で、現存する国宝茶室3名席の

1つだ。



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(国宝 如庵)


我々は数名ずつに分かれて国宝茶室「如庵」を見学した後、
別棟の茶室で抹茶をいただいた。

苑内の日本庭園が素晴らしく手入れが行き届いている。


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(有楽苑の日本庭園)


見学終了後、国道19号線を旧中山道の宿場である馬籠へ

向かう。馬籠には12時到着。

馬籠は島崎藤村の生誕地としても有名だ。

石畳の坂道の両側に古い家並みが続く。

私も友人もここは何度か訪れている。


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(馬籠)


散策後、馬籠屋という大きなお蕎麦屋さんで「せいろ蕎麦

御膳」の昼食を摂る。

栗おこわや蕎麦など盛りだくさん。しかし、昼食時間は

30分しか無い。だけど、ビールをちゃんと飲みました。


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(せいろ蕎麦御膳)


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(さらに蕎麦が運ばれて来る。)



食後、慌ただしく次の訪問地の妻籠に向け出発。

友人との昨年の旅行の時にも訪れたところだ。

妻籠には13時15分に到着。妻籠は馬籠よりは

道が平坦で、街道の距離も少し長い。

私はお土産におやきを購入。早めにバスの駐車場に

戻り、近くの茶屋でラムネを飲む。

ラムネを飲むのは一体、何十年振りの事だろう。


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(妻籠)


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(妻籠にて)


これで3日間の観光は終了。14時半、塩尻17時15分発

ハイグレード列車「なごみ号」に乗り遅れないよう妻籠を

出発する。

バスは木曽川沿いの国道を走る。清冽な川の流れ、

迫り来る緑深い木曽の山肌を見ながらも、しばしば

睡魔が襲って来る。連休最終日とあって、道路の

渋滞が懸念されたが、バスは順調に走り、塩尻には

発車の30分前に無事到着。


この3日間、カロリーを摂りすぎたので、サンドウイッチと

小さなおにぎり、勿論ビールにお酒を買って、再び

皇室専用のハイグレード列車「なごみ号」に乗る。



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(ハイグレード列車なごみ号)


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車中では早速、来年の旅先をどこにするかという話題

になる。それにしても、今回のツアー、充実した内容

で、参加者も私が1番若いかなと思える位で、皆さん

誰一人集合時間に遅れるようなこともなく、客層の

グレードを感じる。

惜しむらくは、沢山のご馳走を前に、ゆっくり食事を

楽しむ時間が足りなかったことだ。

でも、充分過ぎるほど満足出来た旅であった。

八王子を20時30分に下車し、自宅には22時前に

帰宅出来た。明日は会社に顔を出す日だ。