東京ドーム | 上海大学シニア留学日記~その後

東京ドーム

友人から東京ドームのチケットが手に入ったから、

一緒に観に行こうと誘われた。


2時半に待ち合わせ、東京ドームに行く。

娘から貰った招待券で、何でもその前にチケットに交換

しなければならないと言う。


この友人、大の阪神タイガーズファンで、私が留学中

上海に遊びに来た時も、阪神タイガーズの帽子を

被り、タオルを首に掛けていた。

その結果、杭州の西湖の遊覧船の中でも、上海南駅の

タクシー乗り場で並んでいた時も、見知らぬ日本人の

タイガーズファンから声を掛けられたものだ。


友人は、シーズン中、神宮球場や甲子園に何度も足を運ぶ。

永年の野球ファンだから上手な観戦の仕方を知っている。

チケットに交換した後、水道橋の駅まで戻り、餃子の

「王将」に入り、一杯やる。まだ、4時前で巨人・阪神戦の

開始時間までまだ時間がたっぷりある。

時間が経つにつれ、店内にはこれから観戦する野球ファン

が続々入って来る。


店を出る前に、餃子二人前と焼そばと炒飯をテイクアウトに

する。次に、コンビニで紙パックに入った900mmの

焼酎と氷を買う。友人は家から紙コップを用意して来ている。

なるほど観戦慣れしているなと感心する。


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(コンビニは野球ファンで混み合っていた。)


さて、我々の席は、3塁側の最上席から5席ほど手前の

最も観にくいような場所だった。

選手の背番号が読み取れない。打球を追いかけても、その

方向が追えない。でも、応援の音が大きく迫り、臨場感は

ある。現役時代はネット裏の席が手に入って、良く観たもの

だが、定年後の楽しみ方は別にあって良い。


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試合は貧打戦。ホームランが双方で3本出て、阪神が

辛うじて勝った。

試合はテレビで観た方が余程内容が楽しめると思えたが、

応援の熱気が伝わる中で、友人と一杯やりながら過ごす

時間は何物にも変えられない一時だ。