島田紳助の突然の引退
島田紳助さん引退という見出しと顔写真が飛び込んできた。
NHKの朝7時のニュースではトップで島田紳助の引退を
報じた。その後の民放も各局が挙ってこのニュースを
大きく取り上げた。
暴力団との5回の接触と何度かのメールのやり取りが
問題とされ、紳助が自分で引退を決意したと言う。
夜のゴールデンタイムに6本のレギュラー番組を持つ、
大物中の大物タレントが一夜にして頂点から奈落の
底に滑り落ちた。
紳助と言えば、軽妙なトークと小気味のいい毒舌で
お茶の間の人気を集めた。
私も紳助の番組を見て、何と頭の回転の速い男だろうと
何度も感心したことがある。
何とも惜しい人材をテレビ界やお茶の間は失ってしまった。
本人が記者会見で言っていたように、謹慎処分という
選択肢もあったのだろうが、後輩たちが二度とこのような事を
起こさいよう、身を持って教える意味で、自らに最も厳しい
処断を下したという。
正に、紳助の男気と頭の良さを感じた記者会見だったが、
テレビの公共性を考えると反社会的勢力との交際は許され
ない時代なのだ。
それにしても、菅総理の引退表明までの見苦しさは
どうにかならなかったものだろうか。