昼と夜と | 上海大学シニア留学日記~その後

昼と夜と

今日は2年振りに人間ドックを受ける。

今から25年ほど前、私が初めて管理職に昇格した時、

当時の上司から「これからは忙しくなる。体が資本だから

1年に1度くらいは人間ドックを受けなさい」と言われ、以来

その上司とスケジュールを併せ受診し、今回が21回目と

なる。

中国に留学したり、昨年は帰国して病院で様々な精密検査

受診したのでパスし、この間、2回ほど空いた。


その上司は、70代の後半になられたが、お元気で、今でも

年に2~3度はお付き合いをさせていただいている。


今回の検査は6月に胃カメラを飲んだばかりなので、

バリウム検査はカットした。

9時に始まって、10時半には終了した。バリウム抜きで

料金は36,000円。現役の時は健康保険組合の補助が

あって、10,000円くらいで出来た。

果たして、36,000円を高いと考えるか、安いと考えるか

だが、95歳の義母の言葉を借りるなら、「命にかかわる

お金はケチっちゃ駄目だ」と言うことだ。

元気で長生きしている人の言葉だから重みがある。


終了後、デパートの食堂街で使用できる食事券が渡された

ので、天麩羅「つな八」に入る。

コース料理を取って、瓶ビールを飲む。

この方とは、電話では時々話しているが四方山話が尽きない。

隣のデパートの喫茶店に場所を変え、午後1時過ぎまで

過ごす。帰りトイレに立ち寄ったら、バリュームを飲んだ

先輩が個室に入りたくなったので、トイレで別れの挨拶を

交わす。変なところで別れたものだ。



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(つな八の天麩羅)

それから、家に戻り5時過ぎ、今度は横浜の知人達と

共に、近く山東半島の威海に帰国する中国人の送別会に

出席するため出掛ける。

3か月ほど出張で日本に滞在していた。歓迎会は所用で出席

出来なかった。


送別会は6時から横浜駅西口の広場に面したビルの

4階にある「月の宴」で行われた。中国人も入れて、

出席者は10人。私は「月の宴」は初めてだ。


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(「月の宴」は旧三越の隣のビルにある。)

この中国人の青年は、私が上海留学でお世話になった

Aさんが経営する会社のビジネスパートナーである

日本語学校を運営する会社の部長だ。


今日の出席者はAさん以外に、私の上海留学のきっかけを

作ってくれた50年来の友人のBさん。上海大学で1年間

ご一緒したCさん、威海の日本語学校の先生をし、

今、夏休みで帰国しているDさんなどみんなかつての

Aさん、Bさんの職場仲間の方達が中心だ。



私は上海留学直後に、大病を患った。その時、Aさん、

Bさんが威海に有名な推掌(トゥィナ・マッサージの1種)の

先生がいるから病後の回復に是非診て貰えと日本から

やって来て、威海まで一緒に行ってくれた。

結局、上海から飛行機で3回、威海を訪れ、合計10回の

施術を受けた。そのせいか、健康を回復することが出来た。

その時、威海で世話になったのが、この中国人青年とDさん

ある。威海は風光明媚で魚介類が新鮮だ。

また、いつか推掌を受けに行ってみたいと思っている。



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(2009年10月 威海はリゾート地、金海湾に面した

ホテルに泊まった。 )



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(この辺りは魚介類が新鮮で安い。)


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今日は飲み放題で会費5,000円。

 それにしても、みんな良く飲む。料理も思った以上に出た。


懐かしい顔ぶれと楽しい一夜を満喫した。

今日は昼と夜と二度飲んでしまった。