極上笹かまぼこ | 上海大学シニア留学日記~その後

極上笹かまぼこ

知る人ぞ知る宮城県石巻の「白謙の極上笹かまぼこ」の

詰め合わせが東日本大震災で被災した親戚から

お見舞いのお礼として送られて来た。


上海大学シニア留学日記~その後


(極上笹かまぼこです。)
 

 

白謙さんは地震でお店や工場や車が流され、創業99年の

お店の閉鎖を余儀なくされる危機に見舞われた。

社長さんの御家族や従業員の方も被害に遭われ、直後は

廃業を決意され、それがテレビのニュースで放映された。


白謙さんの極上笹かまぼこは材料に高級魚の吉次(キンキ)

が使われており、新幹線の仙台駅で土産物として売られて

いる笹かまぼことは比べ物にならないほど旨い。


この白謙の笹かまぼこがこれから食べられなくなることを、

友人と酒を交わしながら嘆いたことがある。


そこで、その友人に白謙の笹かまぼこをお裾分けをしようと

思い立ち、夕方、いつも一緒に飲む渋谷のイタリアンの店で

待ち合わせをする。勿論、友人はたいそう喜んでくれた。


今日は、生ビールで乾杯し、赤ワイン1本を注文する。

料理は、マグロのカルパッチョ、エビと野菜のニンニク炒め、

イカのリング揚げ、ピッザ、マトンの炭火焼だ。

この店、食通の友人が古くから懇意にしていて、前菜が

2品、それにピッザと肉料理は羊という形で注文すると、

ママが勝手にその日の素材の良し悪しで料理を決め

運んでくる。ワインもそうだ。

だが、一度も首を傾げるような料理が出たためしはない。

この日も、大満足で店を出た。



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(マグロのカルパッチョ)


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(エビと野菜のニンニク炒め)


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(ピッザ)


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(マトンの炭火焼)