ドイツ人の青年
今日も梅雨の雨が一日しとしと降った。
先月、西武ドームで開催された「国際バラとガーデ
ニングショウ」でご一緒したドイツ人の園芸家から一杯
やりませんかと誘われ、下北沢の台湾料理の店に行く。
彼は日本に来て10年になる。日本の国立大学の
大学院に学び、博士号を取り、今は日本の園芸会社に
勤務している。勿論、日本語はペラペラだ。
彼は30代の後半だと思われる。まだ独身だそうだ。
彼には中国人の友人がいて、昨年万博前の上海を
訪れている。
前回、初めてお会いした時、私が会社を定年してから2年
間上海大学に留学したことを聞いて、とても勇気がある
行動だと非常に関心された。そして、中国のことをいろいろ
聞きたいと言って、今日の席となった次第だ。
彼は身長が190cmもあり、体格もいいので、さぞかし
お酒を飲むのではないかと思ったが、あにはからんや
ビールの小ジョッキ1杯で十分だと言う。
しかも、どちらかと言うと、ベジタリアンで野菜を中心に
注文していた。ジョギングが趣味で、体に気を付けている
のだろう。
それにしても、上海留学のお陰で、海外の人とも
違和感なく、お付き合いが出来るようになったし、
若い友人が増えたことは、何よりの留学の成果
だと思っている。彼はいつか中国を一緒に旅行
しませんかと言う。それも楽しいかも知れない。