入社式 | 上海大学シニア留学日記~その後

入社式

今日は4月1日。今日から下の息子は社会人として
巣立つことになった。
千葉の幕張で入社式が行われると言う。
息子は朝6時に起きた。私も早く起きて、門出を見送る
ことにした。
何十年前の自分の入社式の日を思い起こす。

折しも、漸く日本経済が立ち直りの気配を見せた時に、
巨大地震に見舞われた。この歴史的な大惨事を跳ね
返し、経済が立ち直るまで、一体どれ位の歳月を要する
ことだろう。ただでさへ、高齢化社会を迎え、若い世代は
大変な重荷を背負っているのに、さらに想像を遥かに
超えた深刻な問題を抱えることになった。

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(今日の定点観測の桜、8分咲きか?)

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(今日の密蔵院の枝垂れ桜、7分咲き)

上海大学シニア留学日記~その後
六郷用水のスッポンが陽気に誘われ、甲羅干し)

私達世代は、若い世代を見ると、大変だなと同情の
気持ちを持ってしまう。
けれど、当の若い人達は、意外と冷静だ。考えてみれば、
ずっと景気の低迷の中で育って来たのだ。これが
当たり前と思っている。大変だ大変だと言っているのは、
バブルを貪った我々世代ではないのか。若い人
にこそ、学ぶべきかも知れない。

息子の社会人としてのスタートに当たり、神棚を掃除し、
灯明を灯した。親心と言うべきか歳をとった言うべきか。
想像していたことだが、息子は深夜12時前に帰って
来た。40数名の新しい仲間とで居酒屋で飲んで来た
のだそうだ。