木曽路(妻籠宿と寝覚の床) | 上海大学シニア留学日記~その後

木曽路(妻籠宿と寝覚の床)

今日は出発前の天気予報では曇りの筈だったのに、
真っ青な空が広がり、申し分のない天気となった。

朝6時に目を覚まし、交代でシャワーを浴びる。


7時から1階のレストランでヴァイキングの朝食を摂る。
Aさんは、今日はパン食。私は和食。


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(岐阜都ホテルの朝食)

朝食後、部屋に戻り、連続テレビ小説を観てから出発。

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(ホテルの部屋の窓越しに撮った長良川)


最初の訪問地は、美濃市にある「大谷田神社(もみじ谷)」

だ。駐車場からは長い階段を上ってゆく。

上り切った ところに古色蒼然としたお社が現れる。



本殿は1600年代の建造。神社周辺のやまもみじは国の
天然記念物に指定されている。もみじの最盛期は過ぎた
ように思えるが、それでも十分に感激させる美しさである。


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(古色蒼然とした大谷田神社)

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(紅葉のもみじの下を歩く。)

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(神社の参道)

もみじ狩りを十分に堪能した後、バスは国道19号線を
走り、妻籠宿の少し先にある「そば道場木曽路館」に行く。
ここで、昼食を摂る。この施設は日帰り温泉もあり、
団体客を受け入れるための広大な駐車場がある。

団体客専門のレストランだから食事は余り期待していな

かったが、そば道場と銘打っているだけに、蕎麦は文句
ない味で感激した。地ビールと燗酒2本を注文。
地ビールは
ホップが利いていて実に旨かった。


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(ボリューム満点の蕎麦定食)

食後、88棟の伝統家屋が建ち並ぶ妻籠宿を自由散策。
平日のせいか観光客が少なく、昔にタイムスリップした
ような気分になる。


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島崎藤村の母の生家でもある妻籠宿本陣や郵便
博物館を
見学したり、時間も十分あったので、
お店を覗きながら、ゆったり散策する。


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(地元の小さな郵便局の一角が郵便博物館になっている。)

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(家々の前には季節の花がさりげなく飾ってある。)

澤田屋というお店で栗きんとんを買ったり、おやきを
買ったり、土産を補充。妻籠で1時間以上ゆっくり過ごし、
最後の観光地である「寝覚めの床」に向かう。

「寝覚めの床」は巨大な花崗岩が木曽川の激流に刻まれ

て出来た自然の彫刻だ。浦島太郎伝説でも有名だ。
河原には土産物屋の脇の急峻な階段を下りてゆく。

河原に下り立つと、切り立った巨岩が目に飛び

込んでくる。壮大な景色を見た後は、今度は急な階段を
上って行かねばならない。途中、何度も休憩しながら、
やっとのことで上り切る。


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(寝覚めの床)

ここで、3日間の観光はすべて終了。塩尻に向けて
バスはひた走るが、私達はと言えば眠気に襲われ熟睡。

塩尻駅には余裕を持って到着。駅の売店で岩魚寿司と

缶ビールを購入し、17:07発の特急スーパー
あずさ28号に乗り込む。

新宿駅には19:35に到着。一行の皆さんと挨拶をして

別れる。皆さんマナーのある方々だった。
新宿で飲んで帰りたい気持ちもあったが、Aさんとなるべく
早い機会に会うことを約し、別れる。

天候に恵まれ、紅葉を思う存分堪能した3日間の旅で

あった。