香嵐渓から長良川へ | 上海大学シニア留学日記~その後

香嵐渓から長良川へ

今日も絶好の旅日和。
6時に起床。ベットのサイドテーブルの耳栓を見ると、
開封されていた。お詫びをすると、そんなには気に
ならなかったよと仰っていただいたものの、
どうやら、昨夜鼾でご迷惑をかけたようだ。

食事前、温泉に入る。お湯の中で、手を擦り合わせると、
ツルツルして、気持ちいい。


食堂は、7時にオープン。ヴァイキングスタイルだ。
風呂上がりに、エビスの缶ビールを注文。

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(奥大井観光ホテル翆紅苑のヴァイキングの朝食)

旅に出ると、何故か朝食が上手い。ご飯が何杯でも
食べれそうだが、1杯で我慢する。

8:45、旅館を出発。今日は観光バスで周遊する。
中型のバスで、15名だから、余裕がある。1番

後ろの席でゆったり座る。

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(翆紅苑の玄関脇には水車が回っている。)

最初の訪問地は、川根の「山香荘茶園」。ご主人が熱心に
お茶の製造工程を説明してくれる。

とても誠実なお人柄が感じられ、お茶を買って
あげなきゃと思うのだが、Aさんも私も、家には頂いた
お茶のストックが一杯あるので失礼した。
でも、試飲させていただいたお茶は本当に美味しかった。


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「山香荘茶園」のご主人が熱心に説明してくれた。)

バスは大井川沿いの山間の道路を走る。
途中、茶畑が続く。途中トイレ休憩で立ち寄った
「お茶の郷博物館」の脇の茶畑で
生まれて初めてお茶の白い花を見た。

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(お茶の花)

更にバスは南下し、東名高速道に入り、袋井ICで降りる。
ヤマハが経営するトルシエジャパンが合宿し有名になった
ホテル「葛城北の丸」の手前の料理屋で昼食タイム。

懐石弁当を見て、我々だけビールとお酒を注文。
この日本酒、安かったが、3日間の日本酒の中で
一番美味しかった。

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(小島屋松鶴の懐石弁当)

食後、再び
東名高速道経由、トヨタで有名な豊田市の
足助(あすけ)のもみじの名所「香嵐渓」に到着したのが
14時半。

香嵐渓はもみじのシーズンには100万人の観光客が
訪れるそうだ。三日前の日曜日は
渋滞が凄まじかった
そうだが、今日は火曜日でバスはスムースに到着できた。


自由行動となって、紅葉真っ盛りの中、待月橋から
三州足助屋敷を見学。
三州足助屋敷は明治から昭和
初期の山間の農家の暮らしを再現した民族資料館だ。
籠屋や鍛冶屋などが実演していて、興味深かった。

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香嵐渓の待月橋)

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香嵐渓の三州足助屋敷)

次に、階段を何段も上り、「香積寺」を訪れる。
静寂な境内から見る紅葉はとても見事だった。
更に、
「香積寺」を下り、もみじのトンネルと言われる場所を
通る。ここのもみじも言葉に尽くせぬほど素晴らしい。
このツアー、この香嵐渓を見れただけで大満足だ。

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香嵐渓の「香積寺」に上る階段)

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香嵐渓の「香積寺」の境内)

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香嵐渓のもみじのトンネル)

我々はバスを北の飛騨方面に走らせ、18時には
今晩の宿「岐阜都ホテル」に到着した。

ホテルの前は長良川が流れている。部屋の窓からは
前方の山の上にライトアップされた岐阜城を見ることが

出来る。この辺りは長良川温泉の筈だが、都ホテル

には部屋のバスしか無かった。

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(岐阜都ホテル室内)

7時にホテル内の日本料理屋で夕食を摂る。
生ビールに、最初辛口の地酒の燗酒2本を注文する。
昨夜と同じで、酒の濃さがストレートに伝わって来る。
次に、中辛口の地酒の燗酒を2本注文する。
やはり、これでも濃すぎるような気がした。

料理は、盛り付けが綺麗で、どれも美味しかったが、
特に刺身の盛り合わせと、鶏肉を細かく叩いてハン
バーグ状にした冶部煮のような料理が美味しかった。

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(突き出し)

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(刺身)

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(冶部煮?)

風呂は明日朝入ることにし、10時過ぎには就寝した。