Kです。
ギターを弾く上で重要な道具のひとつにピックがあります。
それこそ色々なメーカーから多様なピックが販売されていますが、
私がピックを購入する上で重要なのは、持ったピックが滑りやすいか
滑りづらいかだったりします。
というのも私は手の平に殆ど汗をかかない体質だったりしまして、例えば普通の
セルロイド系のピックなんかだとツルツルと滑ってしまって
すぐにピックを落としてしまうんですね。
ということで、以前はPICKBOYのNG-50とか、GRECOのG-GRIPというような
ピックに貼り付けるタイプの滑り止めを使ったりしてみましたが、
どれも違和感があってイマイチでした。
あとはGORILLA SNOTという松ヤニが主成分の滑り止め剤も使ってみましたが、
逆にベタベタし過ぎて使いづらいものでした。
結局たどり着いたのは、下記のURLの写真みないな感じのプチプチラバーの付いた
ピックだったんですが、
http://www.hirase-gakki.com/g3/100019.jpg
この手のピックはどこのメーカーでも作っているわけではないので、使えるピックの
バリエーションが乏しいという欠点があります。
色々なメーカーの評価の高いピックを使ってみたいという欲求を満たせる方法はないものか。
これがずっと悩みの種でした。
でもついに見つけちゃいました。悩みの種を解消する方法を。
それはプラスティ・ディップというゴム・コーティング剤をピックのグリップ部分に
塗ってゴム皮膜をピックの表面に貼り付けちゃう方法なのでした。
http://www.sankei-paint.jp/products_plas.html
購入したのはプラスティ・ディップ(透明)200mlとプライマー下塗り剤(透明)200mlです。
用意したのは定番中の定番、フェンダーおにぎりミディアムピックです。
まずプライマーを塗ることで、あとから塗るプラスティ・ディップの吸着率が
400%も上がるそうです。
実際どれほど上がるかはわかりませんが、明らかにプライマーを使ったほうが
ゴム皮膜がはがれづらかったです。
ゴム皮膜を張った状態が次の写真です。
まあ、写真だとわかりづらいですね^^;
でもこれだけで格段にピックを落としづらくなります。
私のように指先が乾燥するタイプの方には間違いなくお勧めです。
逆に手の平に汗をたくさんかいてしまう人にも効果があるんじゃないかと予想してます。
ただ塗る際の注意点は、弦と直接触れるピックの先端部に絶対にプラスティ・ディップを
付けないようにする、ということです。
ここにプラスティ・ディップが付いてしまうと、まともなピッキングすら
できなくなってしまいますので。
私が買った200mlならば、プライマーを一緒に買って送料込みでも3,000円ちょっとの出費ですし、
ピックの滑りで悩んでいる方なら試してみる価値はあると思います。
人によって感じ方は違うので、確実に効果があるかどうかは保障できませんけど^^;
Kでした。