氏のご厚意で、いち早く拝聴させていただきました。
この仕事を始めて早10数年。
すっかり音楽というものへの感覚が狂ってしまった自分。
「7」と書かれた黒いアルバムには、僕がピュアに音楽を聴いていた時代、
初めて聞いたROCKに心を奪われた時の衝動に似た、
ハンマーで頭を殴られたような音の塊が詰まっていました。
ギターリフのザクザクザラザラした心地よさ。
地を這うようなベース。
バチバチ鋼鉄のようなドラム。
そして波の様でムチの様な自在に漂う氏の声。
メタリカ、スレイヤー、パンテラ、オジー、
メガデス、セパルトゥラ、ミニストリーetc…
それらを初めて聞いた時と同じ。
スピーカーの前に中学生の自分がいました。
氏が言っていた事が理解できました。
説明とかどうでも良くて、衝動に耳を開放する。
すると爆音で崩壊するZeppが見えました。
僕はニヤリとしました。
以上。