
キャサリン・ハウ
74年の2作目と76年の3作目の
カップリング・アルバムです。
2作目『 Harry 』

少ないながらも、前作まででは聴くことのなかった、
ディスコティックでポップな感じの楽曲も聴くことができます。
やわらかでやさしい彼女の歌声は、もちろん変わりませんが、
楽曲によっては、張りのある響きを聴かせてくれます。
バックのアコースティックな演奏とストリングスの響きが心地好い。
キャロル・キングあたりを意識しているのか、
ピアノの響きを活かした楽曲も印象的。
スローな楽曲もやや憂いは感じるものの、
全体的に明るい表情のサウンドになっていると思います。
でわ、タイトル・トラックを♪
☆Harry
ハイ、そして...
3作目『 Silent Mother Nature 』

前作の路線を踏襲したサウンドですが、
こちらの方が、よりしっとりとしなやかな雰囲気を感じる
ことができる作品になっていると思います。
切れのある、リズム感豊かな楽曲から、
しっとりとした瑞々しい楽曲まで、
いずれもクオリティが高く、心地好いサウンドを聴かせてくれます。
バックの演奏も、ピアノやギター、フルートなど、
アコースティックな響きが心地好いサウンドに
変わりはありませんが、
よりシンプルな音づくりの作品になっていると思います。