入社後、毎月給料がもらえて、年末にはボーナスまで。
実際は親への借金返済などに消えましたが、学生時代のアルバイトでは考えられません。
自分が働いた時給のほかにもらえるのですから。
このときの喜びが会社依存、自分では考えなくなる、脳細胞の萎縮へと導いたのでしょうか。
新入社員が賞与をもらえるだけ稼いでいるわけはない。(他の会社、業種ではあるかもしれませんが)
社会を知らないうちに、会社って美味しいところだ!そう擦り込まされているのかもしれない。
一度美味しい思いをしたモノは、なかなかそこから抜け出せない・・・・。
薬物、バクチ・・・・・これらを説明する言葉のようだ。
でもこれはサラリーマンの危険性ではなかろうか。
現実はそうなのだろう。
当初の見込みとは違うことに気がついても、その器から出ることはない。
いや出る方法を知らないのだ。
それ以前に、出るという発想がすでになくなっているからではないか。
私も言葉にして初めて
気がついた。
自分で稼ごう!
そう思ったことが、器の外にも世界があるということの
気付きではないだろうか?
雇う側の論理の中、井戸の中に閉じこめられていたのではないか。