Roxette | 本家 めれんげの酒と音楽な日々

本家 めれんげの酒と音楽な日々

色んな所を渡り歩いて辿り着いたアメブロで、
再び酒と音楽についてダラダラと語ります。
何の為にも誰の為にもならないひとり言。

今朝、ちょっとショッキングなニュースが耳に入りました。

僕の大好きなパブロックシーンの最重要人物の一人であり、
あのDr.Feelgoodのマシンガンギターでお馴染みのウィルコジョンソンが
末期の膵臓ガンであることを発表したとの事。

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奇しくも現在来日中の彼、10日の夜には東京のレッドシューズで、
親交の深い鮎川さん率いるシナロケ全面バックアップの元、
浅井君やBirthdayのチバちゃん、花田さんやプライベーツの延原さん、
そしてアメブロでもお馴染みの元スライダースのジェームスさん、と言った
まさに華やか過ぎるメンバーと共に「最後の」LIVEを繰り広げたようです。

大学時代、友達の持ってた「Stupidity」というLIVE盤で初めて耳にした瞬間から
僕の中でずっと特別な存在だったDr.Feelgoodというバンド。
野太いリーブリローの声とソリッドの塊のようなウィルコのギターは衝撃でした。

「Roxette」 by Dr.Feelgood


「She Does It Right」 by Dr.Feelgood



パンク登場前夜のイギリスで、装飾過多のグラムロックに飽きたロックファンが
ブルースをベースにしたシンプルさに狂喜乱舞したムーブメントがパブロック。
日本ではグラムとパンクの狭間で見過ごされがちで知名度は激低のはずですが、
そのせいで熱烈な信奉者の多いバンドだと思います。

何しろ今の僕たちのbarで飲んでるお客さんの前でLIVEをやるという
それこそがパブロック。それが僕のこだわり。

そして何よりも日本での彼らの影響力を示すには
パブロック・マニアを公言するバンドである
ルースターズにミッシェルガンエレファントにプライベーツ、
シーナ&ロケッツ( ̄▽+ ̄*)

この名前を聞いただけでその影響力の大きさがわかってもらえるはず。

そんなウィルコですが本人は化学療法を拒否する、との事です。
僕もそれには賛成です。僕自身も向き合った問題。
抗がん剤や放射線療法のデメリットは筆舌に尽くしがたい。
これに関しては様々な意見があると思うのでここまで。

何しろ本人は今後も淡々とスケジュールをこなしていくとの事。
僕も気持ちだけでなく、何らかの形で応援したいと思います。

1月10日、レッドシューズでのラストナンバーがYou Tubeに上がってました

「Bye Bye Johnny」 by Wilko Johnson@Red Shoes


1月16日の京都磔磔のLIVEも既にソールドアウト。

あのギターをいつか生で聴きたいんだ。

最後と言わず、バイバイなんて言わずこれからも何度だって日本に来て下さい。

ウィルコの破壊力溢れるギターに魅せられ聴きまくった一人として
困難な現状に敢然と立ち向かう勇気に拍手を送ります。

ずーーーーっと応援してるぜーーーーー

Go Go Wilko Johnson♪