ものすごく長い夢を見ていました。

しかし夢というのはあっという間に終わるもので。

2014年11月24日をもちまして4年間続いたテニミュ2ndシーズンが完結いたしました。

この作品を愛してくださった全ての皆様、

ありがとうございました。

自分の長い夢物語を書きたいと思います。

どうかお付き合いください。

「河村隆役を務めさせていただきます!章平です!よろしくお願いします!!!」


こんな言葉から始まりました。

芝居、ダンス、歌、何もかもやったことのない。

加えて極度のあがり症で人前で話すのが苦手。

最初はバーニングすら大きい声で言うことができなかった。

FAREWELL PARTYで6代目の方々の勇姿を見て、襷を受け取り、ROADを歌いました。

舞台に出た瞬間足が震え、あの時のことはあまりよく覚えていません。

覚えているのは、歌い出す瞬間前に出るところで6代目矢口空さんが僕にガッツポーズをしてくれたこと。

あの瞬間自分の中に重いものがのしかかった感覚を覚えています。

そんな大切な襷を受け取って臨んだ比嘉戦。

不二とのダブルス。

何にも分からない自分はがむしゃらにやるしかなかった。

どうすれば不二との関係性を表現できるか。

どうすれば河村隆として舞台に生きれるか。

追求したくても正直何をすればいいのか分からなかった。

一挙一動を色んな人にどうだったか確認を取り続けていました。

~勝利から勝利へ繋げよう絆というバトンを。ファーストランからラストランまで一心不乱に走り続けて行こう~

ずっと自信が持てないまま迎えたDream Live 2013。

横浜アリーナ、神戸ワールド記念ホール。

ファンの皆様に圧倒されました。

綺麗にペンライトで染まった会場は今でも忘れられません。

そして全国氷帝戦。
自分達7代目青学はこの公演で大きく変わったなと思います。

関東氷帝から続いている氷帝の人たち。

6代目と戦った氷帝の方々と戦う。

相手の熱量のすごさに圧倒されながらもチームで絶対に負けられないなと何回もミーティングして、話し合い、上を目指し続けた公演でした。

~昨日よりは今日、今日よりは明日、明日よりは未来、そこが行き着く場所さ~

河村隆身体を張った大試合。
四天宝寺戦。

身体に鞭打って、何回も吹っ飛ばされ続けました。

あの試合を経験できて、河村隆にぐっと近づいた気がします。

当時まだ大学生だった自分は、授業受けながらも、頭のどこかでタカさんがあの試合に懸ける気持ちをずっと考えていました。

あの公演の大千秋楽。
最後ラケットが銀さんのコートに転がってしまい這いつくばって取りに行った姿を見た勇輝が公演後、「最高の試合だった。テニスの試合を見て初めて泣いた。」

と言ってくれた時嬉しくて泣きそうになったのを覚えています。

~あと一歩さ、あとワンステップ~

そして青学優勝を賭けた全国決勝。
王者立海戦。

自分達が培ってきた全てのものをぶつけて立海に挑みました。

ベンチからみんなの勇姿を見守るタカさん。

あの時、勝ちたい、勝ちたいと思い続け旗を振り続けました。

~過酷な戦いだったけど今になれば向上するための経験だ~

青学として全国優勝できたこと、
この12人で駆け抜けてこれたこと本当に幸せに思います。

勇輝
秀弥
一慶
矢田ちゃん
麻璃央
成弥
真修
達成
義人
理陽
瑞紀

かけがえのない仲間に出会えたこと感謝します。
みんなありがとう。

支えてくださったスタッフの皆様。
最後まで支え続けて頂いて本当にありがとうございました。

そしてテニミュを愛してくださったファンの皆様。

皆様に出会えたこと、一喜一憂を共にできたこと、最高に幸せでした。

Dream Live2014
神戸ワールド記念ホール、さいたまスーパーアリーナ。

もうあんな大きいところで立つことは無いと思います。

一生の思い出をありがとうございました。


河村隆さん。
全てはあなたが原点です。
この先もずっと。
ありがとう。


越前と手塚が言ってましたね。
「どこまでも行ける果てしない。今はただのスタートライン」


終わりがあれば始まりがある。

これからは待ち受けてる新たな道をただただ進むだけです。

険しい道もあると思う。
ただそれは自分が行きたい道へのただの通過点であって、前を向き続け駆け抜ければ自ずと道は開けると僕は信じています。


これからも章平の応援よろしくお願い致します。


そしてテニミュをずっと愛し続けて頂けると嬉しいです。


またどこかで皆様にお会いできるのを楽しみにしています。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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7代目 青春学園 河村隆役 章平